桧家住宅様は、これまでポータルサイトからの資料請求は各展示場の営業担当者任せだった。また、コロナ禍で来場数が2割程度減少、集客にも苦戦。そこで、新たに2名の専任のインサイドセールスを設置、属人的かつ分散していた対応をDigimaを活用し一点集中化。来場率(約35%)まで引き上げることに初年度で成功。
Digimaを知ったきっかけについて、営業企画部 部長の林氏と課長の伊澤氏にお伺いしました。
林氏:
リブ・コンサルティング様からヒノキヤグループの代表取締役社長である近藤に話がありました。リブ・コンサルティング様とコンベックス様の社長が来られて、話をお聞きしたのがきっかけです。
伊澤氏:
コンベックスの美里社長にプレゼンいただいた際に、『どれだけ他社で実績があるのか?』や『他社ではどういうオペレーションでDigimaを導入されているのか?』のような細かい質問をさせていただきました。聞いていて納得できる内容ばっかりだったため抵抗なく、受け入れることができました。
Digima導入当時大きく2点の課題を抱えておりました。
まず1点目が、ポータルサイトからの資料請求は各展示場の営業担当者に任せだったことです。上長から担当割り当てられた際に、どのようにアプローチすべきかというアドバイスを受けれることが少なく、どうしたら良いのかわからない状況もありました。
次いで、2点目がコロナ禍で展示場への来場数が減少していたことです。営業の流れとしては、展示場の営業担当者が、展示場にいらっしゃったお客様に対して接客して受注、お引渡しという流れです。ただ、コロナ禍になって来場が少なくなってしまって、年間を通して、結局2割ぐらい来場が減ったと思います。
目標設定としては、インサイドセールス担当者が対応した「資料請求者の来場率」を指標とされておりました。
長期的な目標として、来場率50%を目指していこうと考えていた中で、段階的にやっていくことで、まずはDigima導入前年の来場率をインサイドセールス担当2人だけで実現していくというところから始めました。
浜田氏:
資料の発送とその後の追客活動まで行っております。追客活動は、電話やメール、SMSで対応しています。資料請求後から3ヵ月までインサイドセールス部隊で追客して、その後は各支社での展示場に追客が終わったお客様をお渡ししています。新人の営業担当者によって再び追客活動などを行っております。
Digimaを導入して得られた結果として、新設の2名のインサイドセールス担当者で導入初年度の来場率を35%まで引き上げができました。
伊澤氏:
資料請求からの来場数や来場率は出せるのですが、『その結果に至るまでにどういう活動をしていたか』が見えていなかった。そこをDigimaで「コール数は何件」「メールを送った数は何件」といった指標が見えるようになりました。だから、逆に来場数というのをKGIとしたとき、それを達成させるためにはKPIで、どれだけ活動したのかを日々管理していく。結果だけ管理していても意味がないので、プロセス管理ということでDigimaを使って定量化することができております。
Digimaを活用した今後の展望についてお聞きしました。
伊澤氏:
住宅業界自体が確実に少子高齢化で、家を検討する人がどんどん減っていくのは目に見えています。
やはりデジタルシフトをしていかないとスピード感というところで負けてしまいますし、デジタルに関するリテラシーの高さもお客さんは見ていると思うので、『どれだけその対応力、発想力が桧家住宅にあるのか』というのは、対外的にも見られていると思います。
家づくりを検討して、ネット上で情報収集して動いているお客さまは確実に増えていると思います。その中でDigimaを使い、自社のホームページに来たお客様を漏らさないことが目先の目標です。
会社名 | 株式会社 桧家住宅 | TEL | 03-3830-7650 |
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代表者名 | 荒井 孝子 氏 | 設立 | 1988年10月13日 |
URL | https://www.hinokiya.jp/ | 従業員数 | 1065名 |
住所 |
112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F |
交通 | - |
記載内容は2022年8月現在のものです。