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バス広告で自社の名前を広めて地域密着型の住宅メーカーへ!

現在、SNSの普及により、広告の種類や広告を表示できるシーンは増えてきています。「どこにどのような広告を出せばいいのかわからない」と悩む広告担当者も多いことでしょう。

そこで、住宅メーカーとして、バス広告によって地域密着型のブランディングを狙い、競合に差をつけることを検討するのはいかがでしょうか。その地域に自社の存在を認知させるにはバス広告が有効な手段のひとつです。

この記事では地域密着型のブランディングをする重要性と、バス広告について紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.地域密着型の重要性
  2. 2.バス広告の種類
    1. 2.1.1. 窓上、側吊り
    2. 2.2.2. ステッカー
    3. 2.3.3. アナウンス広告
  3. 3.バス広告の掲出フロー
    1. 3.1.1.プランの確認
    2. 3.2.2.申し込み
    3. 3.3.3.制作
    4. 3.4.4.納品、掲載
  4. 4.まとめ

地域密着型の重要性

企業を地域密着型にする最大のメリットは競合との差別化です。市場を特定の地域に限定することで、“この地域の住宅メーカーといえばこの企業” という風なブランディングをすることができます。これによって競合他社との競争をできるだけ避けることが可能です。

また、 地域の特色に合った住宅を提案できる点もメリットのひとつです。その土地のことについて周辺環境まで含めて知り尽くしている状態であれば、お客さまにさまざまなアドバイスをすることができます。

例えば、小さい子どもがいるお客さまには「この住宅の近くにはお子さんが遊べる公園があるのでおすすめです。幼稚園や小学校も近くにあるので生活しやすいと思いますが、いかがでしょうか?」と提案することができます。このようなアドバイスはその地域のことを知らなければできません。

バスという交通機関は地元の人が多く活用し、子どもから大人までさまざまな世代の人が利用します。つまり、バス広告を出すことが地域に自社を認知させることにつながるのです。

バス広告の種類

バス広告にはさまざまな種類があります。それぞれ特徴や掲載するための費用が異なるので、違いを把握しておきましょう。

この記事では代表的な種類を3つ紹介します。費用に関してはバス会社によって多少の差があるためあくまで目安として考えてください。

1. 窓上、側吊り

窓上広告はバス車内の上部に設置されている広告枠です。基本的にB3サイズのポスターをその枠に掲示する形になります。電車にも同様に窓上広告があるので多くの方がイメージしやすいでしょう。

側吊り広告も窓上広告と同じB3サイズのポスター形式の広告で、車内の窓上部から吊るして掲示されます。この2種類がバス広告の基本的な広告になります。

費用は10枚前後のポスターを1週間の掲示で数万円程度です。掲載期間が短く、広告の方向性を比較的簡単に変えられる点も、これらの広告の特徴になります。

2. ステッカー

ステッカー広告とは、バス内の窓ガラスにステッカーを貼って宣伝する広告のことです。窓に貼るため、乗客が窓の外の景色を見る際に目に入ります。窓は人の視界に入りやすいので、乗客が目にする頻度は多いでしょう。サイズはほかの広告と比べて小さいですが、十分な集客効果が期待できます。

費用は1ヶ月の掲示で1枚あたり1,000円前後です。それを複数台のバスに掲示するのが一般的です。一度に10,000円前後を想定しておけばよいでしょう。

3. アナウンス広告

停留所に止まる際に、音声によって企業や商品の宣伝する手法をアナウンス広告と言います。バス内に流れる音声は乗客が必ず聞くことになるので訴求力は抜群です。

人気の宣伝手法であるため、広告枠の争いが激しいですが、基本的に1年単位の契約になるため、長期的な宣伝が可能となります。

アナウンス広告の料金については公表していないバス会社が多いです。それぞれのバス会社のホームページに問合せ用の電話番号があるので、アナウンス広告を検討する際には電話することをおすすめします。

バス広告の掲出フロー

「バス広告を出してみよう!」と思っても、具体的な方法がわからないと動くことができません。そこで一般的なバス広告の掲出フロー、つまり広告の依頼から掲載されるまでの流れを紹介します。

1.プランの確認

まずは広告掲載のプランを各バス会社のホームページなどでチェックします。「どの広告を出すのか?」「費用はいくらぐらいかかるのか?」「掲載期間はどれくらいなのか?」「広告枠は空いているのか?」など、プランが多種多様なので入念に調べましょう。わからない場合は、先述のとおり問合せ用の電話番号に電話してバス会社に相談してみましょう。

2.申し込み

広告媒体や掲載期間など、プランが決まったら申し込みをします。指定の書類に必要事項を記入して申し込み完了です。

3.制作

申し込みが完了し広告枠の空きが確認できたら実際に広告を制作します。媒体によって内容や文字数などに制限がある場合があるので十分注意しましょう。また、広告制作をしてくれるサービスもあるので、必要な場合は問合せましょう。

4.納品、掲載

完成した広告をバス会社に納品します。承認を得られたら広告が掲載されます。申し込みから掲載までは2週間から1ヶ月程度の時間がかかります。

まとめ

今回は地域密着型のブランディングをする方法のひとつとして、バス広告の種類とフローについて紹介しました。

ある地域に自社の存在を根付かせるのは時間がかかるかもしれません。しかし、その地域の住民があなたの会社の存在を知ったとき、非常に大きな集客効果が期待できるでしょう。

お客さまにとって「住宅を建てたい地域に詳しい住宅メーカーだな」と印象づけることができたら、それは大きな武器となります。ぜひ数ある広告からバス広告という手段を選択してみてはいかがでしょうか。


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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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