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住宅づくりの夢を叶えるファイナンシャルプランナーとは

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住宅メーカーの営業担当者なら所有しておきたいファイナンシャルプランナーという資格は、具体的にどのような魅力があるのかご存じでしょうか。

ファイナンシャルプランナーの資格を得ることで、お客さまの住宅づくりを経済的な面からサポートし、マイホームを手に入れるという夢を叶えてあげることができるようになるかもしれません。

今回は、ファイナンシャルプランナーの資格が、どのように住宅メーカー営業担当者の仕事に活かせるのかをご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.そもそもファイナンシャルプランナーとは?
  2. 2.住宅づくりでファイナンシャルプランナーの資格を活かすポイント
    1. 2.1.住宅づくりのタイミングを見極める
    2. 2.2.返済計画をアドバイスする
    3. 2.3.税制度を紹介する
  3. 3.AFPとCFPとは?
    1. 3.1.FP技能士
    2. 3.2.AFP
    3. 3.3.CFP
  4. 4.住宅づくりに特化したファイナンシャルプランナーを目指そう

そもそもファイナンシャルプランナーとは?

ファイナンシャルプランナーは、“FP技能士”とも呼ばれ、経済的な面から人生の目標や夢に導くためにアドバイスができる知識を持ったお金のエキスパートを指します。

日々の家計管理方法から、税金の制度、教育資金、住宅資金、介護費用、老後資金などを、相談者に合わせてアドバイスしていく専門家です。

人によってライフスタイルや価値観、人生の目標や夢などは異なるため、ファイナンシャルプランナーは相談者に合わせた価値観やライフイベントを考慮し、第三者の立場からアドバイスを行うことが求められます。

住宅づくりは、ほとんどの人が住宅ローンを組んで長い期間をかけ返済していきます。そのため、お金について不安を抱きやすく、お金の知識と切り離せないライフイベントです。

長い年月をかけて住宅ローンを返済していく場合、結婚や子どもの誕生、進学、生活費の変化など、大きなライフイベントが訪れるとともに、ライフスタイルも変化していきます。

営業担当者がファイナンシャルプランナーの知識を持つことで、お客さまのお金についての不安解消や、住宅づくりへの希望に繋がります。

住宅づくりでファイナンシャルプランナーの資格を活かすポイント

ファイナンシャルプランナーの知識は、住宅メーカーの営業担当者にとって、どのようなシーンで活用できるのか具体的に見ていきましょう。


住宅づくりのタイミングを見極める

住宅づくりは、金利や物価の上昇など、国の経済的な動きも重要視します。

しかし、誰しもが国の経済的な動きに合わせた住宅づくりで返済計画がうまくいくとはいえません。

国の経済的な動きも踏まえつつ、お客さまのライフイベントや経済的状況を重視することで最適なタイミングへ導くことが可能になります。ベストなタイミングをつかむことで後悔のない住宅づくりをサポートすることができるようになるのです。


返済計画をアドバイスする

住宅ローンを組んで返済計画を算出する際、借りられる額と無理なく返済できる金額は人それぞれ異なります。年収から借りられる額を算出して住宅ローンを組む人が多くいますが、子どもの有無や価値観などは人それぞれです。

ファイナンシャルプランナーの知識を活かして、お客さまのライフイベントやライフスタイルを考慮し、無理のない返済計画をアドバイスしていくことによって、お客さまの満足度を長期にわたって上げることが期待できます。


税制度を紹介する

税金の制度は随時見直されるものや、新しく誕生する税制度もあります。

例えば、住宅づくりに関わる税制度を挙げると、住宅ローン減税制度や給付金など、お金が戻ってくる優遇制度があります。

こういった税制度の最新情報を紹介することにより、お客さまの経済的な不安を解消し、希望を持てるようなアドバイスが可能になります。

AFPとCFPとは?

ファイナンシャルプランナーの資格には、FP技能士のほかにAFPとCFPといった種類があります。ファイナンシャルプランナーの資格について、どのような違いや特徴があるのか確認していきましょう。


FP技能士

FP技能士は1級から3級で等級が分かれている国家検定制度で、学科試験と実技試験が行われます。

3級のFP技能検定はファイナンシャルプランナーを目指す人ならどなたでも受験することができますが、2級以上の受験については、3級の合格者もしくはFP実務経験が2年以上の人に限られます。

なお、3級FP技能検定にクリアした時点で“FP技能士”と名乗ることができます。


AFP

AFPはFPとしての基本的な知識を保有しているとともに、社会人としてふさわしい教養や知識を持っていること・職業的倫理観を持っていること・常にファイナンシャルプランニングの最新知識やスキルを学んでいることが必要になります。

AFPの資格は金融機関からも高い評価を得るほど社会的信頼性が高く、ファイナンシャルプランナーとして活躍するための充実した研修を受けることができるので、ビジネスシーンでも役立つ資格といえます。


CFP

CFPはAFPよりもさらに上級の資格を指します。日本だけではなく、世界24ヶ国の国や地域で認められるほどプロフェッショナルな資格で、高度な知識や経験が必要です。

ファイナンシャルプランナーの目標と認められるほどの職業倫理を身に付け、的確なアドバイスができることが求められます。CFPの資格を取得しているとファイナンシャルプランナーの中でも高い信頼性を得られ、活躍できる場が広がることが期待できます。

住宅づくりに特化したファイナンシャルプランナーを目指そう

ファイナンシャルプランナーは保険や金融機関など多くのビジネスシーンで役立つ資格ですが、住宅メーカーの営業担当者は、住宅づくりに特化したファイナンシャルプランナーを目指しましょう。

住宅づくりをするお客さまに適した提案と最新の情報を届けられるようになることで、住宅づくりに欠かせない存在になることが期待できます。

また、ファイナンシャルプランナーという資格はお客さまの住宅づくりの夢を叶えるものだけではなく、自身の仕事の幅や信頼性を築けるものなので、積極的に資格取得を目指していくことをオススメします。


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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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