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家探しする人はここを見る!効果的なチラシの作り方

住宅の購入を検討しているユーザーが参考とする情報源に、チラシがあります。

インターネットでの情報収集が簡単になった現代でも、魅力的なチラシには大きな集客効果があります。特に新聞を読む世代に情報を届けたい場合には、チラシは効果絶大でしょう。

では、住宅の購入を検討しているユーザーはチラシのどこに注目しているのでしょうか。

この記事では、住宅メーカーのチラシでユーザーが注目するポイントとチラシ作りの注意点について説明します。

ユーザー目線を知ることで、チラシ作りの参考になれば幸いです。

目次[非表示]

  1. 1.住宅チラシで注目するポイントとは?
  2. 2.価格は最重要
  3. 3.企業名に信頼を貯めよう
  4. 4.チラシ作成の3つのポイント
    1. 4.1.コンセプトを明確にする
    2. 4.2.画像のサイズにメリハリをつける
    3. 4.3.目を引くキャッチを作る
  5. 5.まとめ

住宅チラシで注目するポイントとは?

1枚のチラシにも、多くの情報が記載されています。

間取りや立地、外観など様々ですが、家探しでチラシを見るユーザーが特に注目する点は価格と企業名です。

価格は最重要

まずユーザーが注目するのは住宅の価格です。

2015年にジャーブネット事務局が折り込みチラシについて調査した結果によると、「家を建てるなら、どのような折込チラシを見て、問い合わせてみたいと思いますか?」という質問に対して、「価格がわかりやすいチラシ」の回答が最多で38%でした。

また、全国宅地建物取引業協会連合会が2018年に行った、「不動産の日アンケート」住居の居住志向及び購買等に関する意識調査では、住宅購入の際に重視する点で最多の回答になったのが、「購入金額」でした。

このことから、“価格がわかりやすい”という点は重要であることがわかります。

住宅購入の検討を始める際、予算で住宅を絞り込む人も多いのではないでしょうか。
価格はユーザーの目に入りやすいように大きめに表示すると良いでしょう。

また、価格は詳細を書いておくと良い印象を与えることができます。
内装などの細かい価格を把握することで、ユーザーはこだわる部分を選びやすくなります。

さらに、正確な価格を提示することでお客さんは誠実さを感じてくれます。
大きな買い物となると「損したらどうしよう」と考えるユーザーも多いのではないでしょうか。

気持ちを楽にしてあげることができれば、ユーザーは購入に一歩近づきます。

企業名に信頼を貯めよう

住宅購入を前に大きな不安を抱えているユーザーは、購入を後押ししてくれる情報を必要としています。
その1つが企業名です。

名前を聞いたことのある企業というだけで、ユーザーは安心しやすく、知名度のある大企業の商品は、知らない企業の商品よりも注目を集めやすいでしょう。

もし自社の知名度が低い状況であれば、自社の名前を広める必要があります。
その方法は広告やプレスリリースなど様々ありますが、もちろんチラシも信用を築く方法の一つです。
ユーザーが住宅購入を検討する際に、「そういえば、あの企業のチラシにはいつもいい印象があるな」と思い出してくれるきっかけになるかもしれません。
そのように良いチラシを作り続ければ、企業名に信用が貯まっていくことでしょう。

チラシは商品の宣伝だけでなく、その商品を売る企業の宣伝もしてくれます。

チラシを作る際には商品だけでなく自社についての情報も伝えるようにしましょう。
それが信用獲得に繋がり、企業が得た信用は長期的に売上を伸ばしてくれるでしょう。

チラシ作成の3つのポイント

どんなに良い情報をチラシに詰め込んだとしても、ユーザーが手に取って見てくれないことには意味がありません。

チラシを手に取ってもらうには、わかりやすく、このチラシが何を伝えたいのかをユーザーに示す必要があります。

これから、手に取ってもらえるチラシを作る際のポイントを3つ紹介します。
チラシを作る時に意識してみてください。


コンセプトを明確にする

チラシにはスペースに限界がある、という特徴があります。

伝えられる情報に限りがあるため、余計な情報を載せている余裕はありません。
どの商品を売りたいのか、どの年齢層に売りたいのか、どの設備がウリなのか、など伝えたい情報を明確にしておきましょう。
これによって得られるメリットはたくさんあります。

まず、伝えたい情報がハッキリしていれば、いらない情報は載せることがなくなります。
コンセプトを明確にすることで情報を正しく取捨選択することができ、本当に伝えたい情報だけをチラシに載せることができます。


画像のサイズにメリハリをつける

チラシは一目で何を伝えようとしているかがわからないと手に取ってもらえません。

そのためには伝える情報を絞り込み、伝えたい情報に多くのスペースを割く必要があります。
その中でもチラシの多くのスペースを必要とするのが画像です。

例えば、家族がのびのびと過ごせる広いリビングが特徴の住宅を売りたい場合、トイレや浴室などの画像を大きく見せる必要はありません。
広いリビングを見せてお客さんの興味を引くのがベストでしょう。


目を引くキャッチを作る

キャッチとは簡単に言うとチラシの要約です。

チラシに書いてある情報を一言でまとめましょう。
キャッチはお客さんがチラシを見る際に真っ先に目に入る情報です。

最初の印象が良くないと、チラシの細部まで見てくれることはないでしょう。
本当に伝えたい情報を一言でわかりやすく伝えましょう。

まとめ

今回はチラシ作成のポイントについてユーザー目線を交えて説明しました。

一言でまとめると、チラシを作る際に重要なのは、情報の取捨選択とユーザーからの信用獲得です。効果的なチラシを作ることができれば、ユーザーの不安を取り除くことで売上向上に繋がるでしょう。

また、継続的にチラシを出すことで長期的な効果も見込めます。

チラシには売上を伸ばす多くの可能性が秘められているのです。


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編集部
編集部
工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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