工務店・ビルダーのWeb集客にポータルサイトを利用するメリット・デメリット
オンラインでの集客を図るために、自社のホームページを運用しているという工務店・ビルダーさまは多いのではないでしょうか。
一方で、「自社ホームページを公開してしばらく経つけれど、なかなか集客につながっていない」というケースも少なくありません。
そのような課題の解決策の一つとして、工務店・ビルダー専用のポータルサイトに広告掲載するという方法があります。
この記事では、工務店・ビルダーがポータルサイトを利用するメリット・デメリットをはじめ、活用のポイントについて紹介します。
目次[非表示]
- 1.ポータルサイトとは
- 2.工務店・ビルダーがポータルサイトを利用するメリット・デメリット
- 2.1.メリット
- 2.1.1.流入を増やせる
- 2.1.2.ユーザーからの信頼を獲得しやすい
- 2.1.3.問合せや資料請求につながりやすい
- 2.2.デメリット
- 2.2.1.コストがかかる
- 2.2.2.広告が埋もれる可能性がある
- 3.ポータルサイトで集客効果を高めるポイント
- 3.1.①自社の強みをアピールできる媒体を選ぶ
- 3.2.②情報を充実させる
- 3.3.③レスポンスを早くする
- 4.まとめ
ポータルサイトとは
ポータルサイトとは、情報収集の入り口となるWebサイトを指す単語で、大きく次の2つの意味で使われています。
- インターネットにアクセスする際の入り口となるWebサイト
例)Yahoo! JAPAN - ある一定の情報が集約されたWebサイト
例)地域ポータルサイト、住宅ポータルサイト
ポータルサイトは、情報の網羅性が高く、利用者数が多いという強みがあり、広告の掲載先としても人気です。自社の広告が多くのユーザーの目に触れるため、集客への効果が期待できます。
工務店・ビルダーがポータルサイトを利用するメリット・デメリット
工務店・ビルダーがポータルサイトを利用する際、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
ここでは、ポータルサイトを利用するメリットを見ていきましょう。
流入を増やせる
大手のポータルサイトはSEOへの取組みが行われていることも多く、検索結果の上位に表示されることもあります。
そのため、自社ホームページの上位表示が難しい場合でも、ポータルサイトを介して多くのユーザーに自社の情報を見てもらえるという点が大きなメリットです。
ユーザーからの信頼を獲得しやすい
ポータルサイトへの広告掲載にあたっては、サイト運営元による審査が行われることが一般的です。
運営元が定めた条件を満たした企業の広告のみが掲載されているため、サイト全体が一定の品質を担保されていることもメリットの一つといえます。
さらに、訪れたユーザーからの信頼獲得にもつながると考えられます。
問合せや資料請求につながりやすい
住宅の施工会社に関する情報がまとめられたポータルサイトの場合、サイトに訪れるのは住宅購入や注文住宅のニーズが顕在化したユーザーだと想定できます。
ニーズのあるユーザーに対して効率的にアプローチができるため、問合せや資料請求といった行動に期待ができます。
デメリット
ポータルサイトの利用にあたっては、デメリットについても把握しておくことが大切です。
コストがかかる
ポータルサイトへの広告掲載にあたって、一般的には広告費が必要になります。
ポータルサイトを利用する際は、継続的にかかるコストや費用対効果を踏まえて検討することが重要です。
広告が埋もれる可能性がある
ポータルサイトには複数の企業が集まっていることが多いため、自社の情報が埋もれて目立ちにくいといったケースもあります。
数ある工務店・ビルダーのなかから自社を選んでもらうためには、競合他社と差別化できるコンテンツの掲載、あるいは広告掲載のオプションを活用するなどの対応が必要になる可能性も考えられます。
ポータルサイトで集客効果を高めるポイント
ポータルサイトを経由して集客率の向上を図るには、媒体選びや掲載内容が重要なポイントとなります。
①自社の強みをアピールできる媒体を選ぶ
ポータルサイトとひと口にいっても、そのジャンルはさまざまです。集客効果を高めるためには、自社に適した媒体選びが重要です。工務店・ビルダー向けには以下のようなポータルサイトがあります。
▼ポータルサイトのジャンル例
- 地域密着型
- ローコストまたはハイグレード住宅
- リノベーション住宅
自社の強みを生かせる媒体を選ぶことで、競合他社との差別化を図れるようになります。自社が属するジャンルに特化したポータルサイトであれば、自社のターゲットに対して、より効率的にアプローチすることが可能です。
②情報を充実させる
ポータルサイト内でユーザーと接点を持った場合でも、掲載内容に魅力を感じてもらえなければ、ページから離脱されてしまう可能性があります。
掲載内容はユーザーの興味・関心を左右する要素であるため、ユーザーにとって有益な情報を充実させることが重要です。
▼掲載情報の例
- 建築実例やカタログを掲載する
- プラン・坪単位ごとのコストを掲載する
- 自社の魅力が伝わるキャッチフレーズ・ストーリーを掲載する
- コンセプトが伝わるアイキャッチ画像を掲載する
- インタビュー記事を掲載する
画像・キャッチフレーズなどを盛り込みながら、自社の魅力やコンセプトを分かりやすく伝えることがポイントです。
③レスポンスを早くする
ポータルサイト経由でユーザーから問合せや資料請求があった際は、速やかなフォローが欠かせません。
▼フォローの例
- お礼のメールを送信する
- 営業担当者から電話をかける
時間を空けずレスポンスをすることで安心感・信頼感につながるほか、競合他社にリードされることを防ぎます。
まとめ
ポータルサイトにはさまざまな種類があります。工務店・ビルダー向けに展開されているサイトも多数あるため、広告の掲載を検討する場合は、自社のコンセプトに合ったサイトを選びましょう。
媒体をご検討中の場合は、ぜひ以下のページもご覧ください。