工務店のWeb集客のお悩み解決。売れ続ける仕組みづくり
「ホームページからの問合せが少ない」
「問合せがきても、なかなか成約に結び付かない」
このような悩みを持っている方は多いと思います。どうすれば、効果的なWebマーケティングが行えるのでしょうか。さまざまな集客施策がある中から、今回は工務店やハウスメーカーに適したWeb集客の方法をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.スマートフォンサイトの制作 or レスポンシブ対応
- 2.施工事例と竣工写真の掲載
- 2.1.事例ページの3つのポイント
- 2.1.1.1.サイトに掲載できる施工事例はすべて公開する
- 2.1.2.2.竣工写真は拡大できるように
- 2.1.3.3.生活をイメージできるような内容に
- 3.SEO
- 4.まとめ
スマートフォンサイトの制作 or レスポンシブ対応
現在、日本国内でネット回線を利用するデバイスの割合は、スマートフォンが大半を占めています。
数年前までインターネットを利用するデバイスと言えば、パソコンがほとんどでしたが、2010年代にどこでも手軽にネットを利用できるスマートフォンが普及しました。そのため、2018年の調査では10代から40代では80%以上がインターネットの閲覧にスマートフォンを利用しています。
(出典:総務省「インターネット利用の広がり」)
これらの理由から、Webサイトからの集客を期待するならば、まずはWebサイトのスマートフォン対応が必須です。
スマートフォン対応には2通りの方法があります。
スマートフォンサイトの制作
パソコン用とは別に、スマートフォン用のWebサイトを制作する方法です。
メリット
- それぞれのデバイスごとに独立した運用や管理ができる
- パソコン用サイト向けのデザイン、スマートフォンサイト用のデザインとして違うデザインで制作できる
- ユーザーにとって閲覧しやすいサイト設計になるため、閲覧時のストレスが軽減される
デメリット
- パソコン用サイト・スマートフォン用サイトと管理するサイトが2つになるため、更新が手間になる
- URLがパソコン用サイトと異なるため、アクセスがパソコン用サイトとスマートフォン用サイトで分散されてしまい、SEOを行ううえでは不向き
レスポンシブ対応
Webサイトを閲覧するデバイスの画面サイズに応じて、サイトのレイアウトやデザインが可変するサイト制作の手法です。
メリット
- 1つのサイトなので更新が1度で良い
- URLが各デバイスで共通しているため、アクセスが分散されずSEO対策にも有効
デメリット
- サイトの表示速度に影響が出る可能性がある
- パソコン用サイトとスマートフォン用サイトで違うデザインにすることが難しい
施工事例と竣工写真の掲載
Webサイトのスマートフォン対応方法を決めたら、次にどのようなコンテンツを盛り込むのかを考える必要があります。
工務店やハウスメーカーのWebサイトにとって、重要なコンテンツの1つが施工事例の紹介です。過去にどのような施工を行っているのか、お客様にとっては、自分が求めている外観デザインのセンスに応えてもらえるのか、という疑問は事例から判断されることが多いためです。
「こんな風にしたい」というお客様の心をつかみ、自社を利用してもらうためにも施工事例は積極的に公開しましょう。
事例ページの3つのポイント
1.サイトに掲載できる施工事例はすべて公開する
施工実績は掲載許諾を得られた数だけ、すべて掲載することが大切です。実績数が多いと、お客様に安心感を抱いてもらいやすくなります。実績数や掲載許諾を得られた数がまだ少なくても、施工数を強調して表示したり、施工事例を特徴別にページ制作したりするなどしてお客様から利用したい工務店だと思ってもらえるように工夫しましょう。
2.竣工写真は拡大できるように
画像が粗かったり小さかったりすると、Webサイトからの離脱につながってしまいます。スマートフォンからの閲覧を考慮して、タップすると拡大できるといった工夫を加えると良いでしょう。
3.生活をイメージできるような内容に
お客様側では、完成後のイメージはなかなか浮かばないものです。そのため、竣工写真と一緒に実際の生活がイメージできるような内装写真や、物件の特徴を紹介する文章を掲載するようにしましょう。
SEO
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。GoogleやYahoo!などの検索エンジンとユーザーの双方にわかりやすい、使いやすいWebサイトにすることです。ユーザーが検索を行った際に、自社のホームページが検索結果の上位に表示される効果があるため、広告費をかけずに集客をすることが可能になります。
SEOに取り組むことで、工務店やハウスメーカーを探しているユーザーのアクセス数が増えるため、認知度や問合せ数の向上につながります。
SEOで評価されるポイントの1つが、“ユーザーの求める情報がWebサイト内にあるか”です。ブログのように記事を投稿する機能をWebサイトに設けて、ユーザーが検索すると思われるキーワードを想定して、記事コンテンツの作成をしましょう。
作成方法は、まず各記事ごとに明確にキーワードを選定します。Googleが提供するキーワードプランナーを使用して始めましょう。キーワード選びを手助けしてくれます。
その後はお客様との会話をもとに、お客様の質問に答えるQ&A形式の記事にするのもおすすめです。大切なのは1問につき1記事として、記事内に異なるテーマのQ&Aが混在しないようにします。
更新する媒体は、無料で登録できるブログサービスではなく、Word Pressのようにブログ機能を自社のWebサイトに設置できるツールを活用しましょう。自社のWebサイト内にコンテンツを増やすことで、ユーザーに有益な情報を提供していると検索エンジンに判断されるため、SEOに有効となります。
まとめ
Webサイトは、業界によってはチラシよりも大きな集客媒体へと進化しています。効率的なマーケティングを行うためにも、Webサイトのスマートフォン対応とSEOの方法を把握して実践することが成功への近道です。
特にSEOは、日々の更新が必要不可欠です。すぐに集客効果でないからと諦めてしまうのではなく、1日に1回など定期的に新しい情報を更新していくことが大切です。