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外観・内装にこだわった住宅づくり デザインの特徴を押さえてお客さまに満足いただける提案をしよう

住宅の購入はお客さまにとって大きな買い物になります。

お客さまに満足していただける住宅を提案するためには、外観や内装のデザインに関する専門知識も必要となります。

本記事では住宅の外装デザインの種類や内装デザインのポイント、デザイナーやコストに関する問題の解決策についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.5つの代表的な住宅デザイン
    1. 1.1.モダンテイスト
    2. 1.2.和風テイスト
    3. 1.3.和モダンテイスト
    4. 1.4.欧風テイスト
    5. 1.5.アメリカンテイスト
  2. 2.内装デザインのポイント
    1. 2.1.間取りのポイント
    2. 2.2.収納
    3. 2.3.照明
    4. 2.4.配色
      1. 2.4.1.ベースカラー
      2. 2.4.2.メインカラー
      3. 2.4.3.アクセントカラー
    5. 2.5.素材
      1. 2.5.1.ビニール
      2. 2.5.2.漆喰
      3. 2.5.3.木材
      4. 2.5.4.タイル
      5. 2.5.5.プラスチック
      6. 2.5.6.金属
      7. 2.5.7.皮革製品
      8. 2.5.8.
  3. 3.デザイナーマッチングサイトの活用
    1. 3.1.お客さまが直接デザイナーとやり取りを交わす
    2. 3.2.コンペ形式でデザインを募る
  4. 4.ローコスト住宅の要望に応えるためには
  5. 5.まとめ

5つの代表的な住宅デザイン

住宅を建てる際に重視されるのがおしゃれなデザインです。

外観は住宅の印象を決める大切な要素で、こだわりを持っている方も多くいらっしゃいます。

現在のトレンドは、主にすっきりとしてシンプルなモダンテイストですが、材質やデザインにこだわって自分らしい外観にしたいという方も見られます。

住宅外観の代表的なデザインを5つご紹介します。


モダンテイスト

モダンテイストは都会的で洗練されたスタイルで人気があります。

屋根はフラット・片流れ、外壁はモノトーンで装飾が少なく、シャープで無機質な雰囲気のデザインが多いです。

モダンテイストには「シンプルモダン」と「ナチュラルモダン」に分けられます。

シンプルモダンは、色をモノトーンでまとめてシックな雰囲気にしたり、アルミなどの異なる素材を加えて温かい印象にしたりと、お客さまの個性を出しやすい外観です。

ナチュラルモダンは、白やベージュなどの明るい外壁が多く、木材や石、タイルなどを取り入れて自然な風合いをプラス。癒やされる雰囲気も特徴です。

モダンテイストはデザイン性が高く、流行に左右されないため飽きがこないというメリットがあります。


和風テイスト

和風テイストは伝統的な日本家屋の要素と洋風の機能性を取り入れたデザインで、最近人気になってきています。

引き戸の玄関や切妻屋根、軒先、縁側といった和風の外観を取り入れたテイストです。

日本の風土に合ったスタイルのたたずまいは、どこか懐かしく温かい雰囲気があります。

近年、町家カフェや古民家を利用したホテルなど、日本の「和」を感じられる和風テイストが若い世代でも話題になっています。

毎日暮らす住宅だからこそ、ストレスがなくリラックスできる暮らしを求めている方のニーズがあると言えるでしょう。


和モダンテイスト

スタイリッシュで現代的なデザインに、石や木などの自然素材を生かした日本らしい伝統美を併せたスタイルが和モダンテイストです。日本の伝統を現代風にアレンジして和と洋をミックスさせることで、落ち着きがあり上品な雰囲気を演出します。

純和風な日本家屋のデザインは近年少なくなっており、洋風の住宅が多くの方に好まれています。

しかし、和モダンテイストは、年齢層の高い世代だけではなく若い世代からも人気があり、長く愛されるデザインです。

外観がおしゃれで季節感を身近に感じられ、現代の暮らしにもマッチしたデザインのため、現代では住宅づくりの定番で人気のデザインと言えます。 


欧風テイスト

欧風テイストは日本の気候に合わせやすいデザインで、主に「南欧テイスト」と「北欧テイスト」があります。

南欧テイストは南仏や地中海エリアで見られる建築様式で、白やアイボリーなど淡い暖色系の外壁やブラウンやオレンジ色の屋根瓦を用いた明るいイメージが特徴的なデザインです。

飾り窓や門扉、木製のドアなど装飾にこだわってかわいい雰囲気を演出できるため、女性に人気の住宅デザインです。

北欧テイストは、ノルウェーやスウェーデンなどの北ヨーロッパのデザインを取り入れた住宅で、シンプルですっきりとした外観と赤やオレンジなどのカラフルな色の壁、急勾配の大きな屋根が特徴的です。

雪が多く極寒の地域であるため、断熱性や機密性の高さを重視した住宅になっています。

自分好みのカラーでおしゃれな住宅をつくりたい、機能的な構造の住宅に住みたいという方におすすめのデザインです。


アメリカンテイスト

アメリカンテイストの住宅はハンドメイド感があふれるデザインで、「アーリーアメリカン」や「カリフォルニアスタイル」などと呼ばれます。

外観は白やイエロー、グリーンなど明るい色の鎧張り(よろいばり)、ダークグレーやブラウンなどの屋根が主流で、ドーマーや煙突がある住宅も多いです。玄関前のカバードポーチは強い日差しや雨を避けられるため、バーベキューを楽しんだりペットと遊んだりもできます。

おしゃれな外観のアーリーアメリカンやカリフォルニアスタイルは、女性からの人気はもちろん、サーファーズハウスとして男性からの人気も高いデザインです。

内装デザインのポイント

住宅を建てる際は、外観だけでなく内装もこだわりのあるデザインにしたいと思う方は多いです。

しかし、実際に暮らしてみて、「収納スペースが少なくて困った」「コンセントの位置が不便な場所にあって使いづらい」「壁紙を好きなカラーにしたけれど狭く見える」といった悩みも見られます。

快適で過ごしやすい満足できる内装にするためには、専門知識を持った人のアドバイスが欠かせません。

毎日の生活を満足していただくために内装デザインの知識を蓄えておいて、すぐにご提案できるように準備しておきましょう。

こちらでは内装デザインのポイントをご紹介します。


間取りのポイント

間取りを考えるうえで重要視したいのが「動線」です。生活の中心とであるLDKから間取りや動線を決めると、家の全体像が見えやすくなります。

リビングを中心に考えた場合、ダイニングやキッチン、玄関、トイレ、洗面所など、ほかの場所へ「短く・単純に」移動できるかを計算しましょう。

また、料理をスムーズに行いたい場合は、調理の流れに沿った間取りを考えます。

冷蔵庫から食材を取り出して流し台で洗う。材料を切ってガスコンロ・IHコンロで調理する。食器棚から食器を取り出して料理を盛り付け、ダイニングテーブルへ運ぶ。この一連の動線を意識してキッチンの設計をします。

ほかにもお風呂場やトイレなどの水回りや掃除道具の収納場所なども同じように設計してください。


収納

収納スペースは、暮らしやすさと切り離せない重要な部分です。「余計なモノを置きたくない」「生活感を見せたくない」などの理由から、収納スペースを多く取りたいという方も多いです。

また、自分たちの好きなように設計できることがネックになり、「どのように決めればよいか分からない」「どれくらいの広さが必要か分からない」という方もいらっしゃるでしょう。

収納スペースを考える際は、まず何を収納するのかを洗い出し、そのためにどの程度の広さが必要なのかを明確にしておきましょう。収納するモノのサイズを測り、収納スペースの入り口の広さを確保することも忘れてはいけません。

収納スペースを考えるときに大切なことは、「何をどこに収納するか」「どこで使うのか」を踏まえることです。収納するモノの量や大きさを考慮することはもちろん、生活動線上に設置することを心がけましょう。

家族が集まるリビングは、モノが多く散らかってしまう場所のひとつ。こうした場所に収納スペースを設置すると、「使ったら片付ける」というアクションが簡単になり、誰でも片付けやすくなります。


照明

照明にこだわるのも、垢抜けた印象になるポイントです。また、照明はくつろぎや安らぎを与える効果も期待できます。

照明と言っても種類はさまざま。インテリアのひとつとして選ぶと、室内を非日常的な空間に変えることも可能です。

天井に取り付けるペンダントライトやシーリングライトが一般的ですが、床に設置して陰影を楽しむフロアライト、間接照明としても楽しめるスポットライトなど、インテリアのポイントとなるような製品も豊富です。

照明に取り付ける電球の種類もさまざま。室内全体を明るくする蛍光灯、温かみのある色味でリラックス感を演出する白熱灯、コストパフォーマンスのよさが魅力のLEDなど、目的によって適した照明を選びましょう。


配色

おしゃれな住宅づくりをするうえでぜひ押さえておきたいのは配色です。壁紙・床・窓枠・ドア……などと、住宅づくりには決めることも多く何を基準にすればよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

このようなときは配色を基準にするとスムーズに決められます。

配色は以下の3色で考えるのがポイントです。

  • ベースカラー
  • メインカラー
  • アクセントカラー

詳しく見てみましょう。

ベースカラー

ベースカラーは、壁・床・天井など広範囲で使われる色のことです。室内の70%を占め、住宅のイメージを印象づける色でもあります。ホワイトやベージュなど、飽きのこないベーシックな色が適しています。

つくりたい住宅のイメージに合わせて選びましょう。

メインカラー

メインカラーは、家具や建具などインテリアのメインになる色です。室内の25%を占め、インテリアコーディネートにおいても重要な部分といえます。ベースカラーと上手に組み合わせると、センスのよさを演出できます。

アクセントカラー

インテリアの差し色となる色で、オブジェやクッションなどに使われます。5%程度に抑えて使用することで部屋のイメージを引き締め、個性を演出する効果も期待できます。

配色を決める際は、これらのバランスを考えて選びましょう。配色しだいで、住宅全体に個性を反映させることが可能です。


素材

住宅の印象を決める要素には素材も重要とされています。素材の質感やかもし出す雰囲気は、部屋全体の印象に影響を与えると言ってもよいでしょう。

一般的な住宅では以下のような素材が多く見られます。

ビニール

室内の多くを占める壁には、安価なビニール製の壁紙が使われるのが一般的です。ビニールクロスは施工も簡単で貼り替えがしやすいのもメリット。色・柄も豊富なため、好みに合うデザインを探しやすいです。

漆喰

日本古来の壁材である漆喰。主に壁や天井で使用されます。自然素材で調湿性・消臭性が高く、温かみのある仕上がりになります。自然素材で人や環境に優しいのも魅力です。風合いや質感にこだわりたい方に適しています。

木材

住宅の躯体としても使われている木材は、内装にも欠かせません。加工のしやすさや経年変化を楽しめるため、フローリングや柱、家具など多くのシーンで使われています。ナチュラルでリラックスできる雰囲気づくりに適しています。

タイル

シンクや床などで使用されるタイル。水や汚れに強く、耐久性があるのもポイントです。シックで落ち着きのある雰囲気を演出します。

プラスチック

身の回りのさまざまなモノに使われているプラスチック。軽くて加工がしやすいため収納家具やキッチンツールなどで使われることが多いです。色鮮やかな製品も多いためアクセントとして活用するのもよいでしょう。

金属

家具のパーツやサッシ、ブラインドなどに使われる金属は、装飾として重厚感を演出します。空間を引き締め、クールな雰囲気を演出することも可能です。独特の質感や経年変化が楽しめる素材といえます。

皮革製品

ソファや椅子の雑貨などで主に使われている皮革製品は、高級感を演出するのに適したアイテム。大人びた印象を与えるため、上品で落ち着いた雰囲気にしたいときにおすすめです。日常的にお手入れをする必要がありますが、経年変化を楽しめ、自分だけのお気に入りを育てることが可能です。

カーテンやカーペット、ソファなど、室内でも目に入りやすい布製品。軽くて耐久性もあり好感が容易です。ほかの素材共相性がよく、違和感を持たずに組み合わせることができます。加工しやすくデザイン性も高いため、インテリアのアクセントとしても活躍します。

さまざまな素材を活用すると、素材同士がそれぞれの特徴を引き立て、室内に奥行きが生まれます。それぞれの与える印象や相性を考え、バランスよくまとめましょう。

デザイナーマッチングサイトの活用

自社で提案した外観や内装のデザインがお客さまにご満足いただけない、デザイナーが足りない、という場合はデザイナーとのマッチングサイトを活用する方法もあります。

マッチングサイトにはお客さまとデザイナーが直接やり取りを交わす方法と、企業がコンペ方式で外観や内装のデザインを募る方法があります。お客さまのデザインのこだわりに応じて選ぶとよいでしょう。


お客さまが直接デザイナーとやり取りを交わす

マッチングサイトがお客さまの求めている条件や外観や内装のデザインといった内容をヒアリングし、条件に合ったデザイナーにつなげてくれます。

お客さまとデザイナーが直接やり取りを交わすため、企業側はデザイン工数を削減できますし、お客さまの求めるイメージをデザインに反映させやすくなります。お客さまの満足度向上も期待できるでしょう。


コンペ形式でデザインを募る

デザイナーのリソースが足りない場合は、コンペを活用するという方法もあります。

お客さまからヒアリングした要望をコンペ形式で複数のデザイナーに応募してもらう方法です。デザイナーのリソースをほかの案件に回せる、デザインコストを変動費化できる、お客さまへ自社で作成したデザインというアピールができるなどのメリットがあります。

ただし、お客さまとデザイナーが直接やり取りできないため、デザインの修正要望は企業が直接確認し、デザイナーに伝える必要があります。

ローコスト住宅の要望に応えるためには

お客さまにとっては、デザインは重要です。しかし、費用を抑えることも重要なポイントとなります。住宅の購入は、多くの場合で一生に一度。そのため、お客さまも真剣です。可能な限り応えたいところですが、値引きは企業の利益を減らすことに直結するため難しい問題です。

ローコスト住宅のデザイン要望に応えるためには、外壁材をサイディングにする、窓の数を減らすなど、あらかじめ規格内のデザインパターンを用意しておくようにしましょう。

サイディングボードの活用は、安価なだけでなく、耐水性に優れていることと、工期を早めるという利点があります。窓の数を減らした分、窓枠を大きくするなどシンプルな設計にしつつも採光のバランスを取るといった工夫が、ローコスト住宅を実現する腕の見せどころです。

まとめ

住宅の購入は多くのお客さまにとって一生に一度の大きな経験です。お客さまの理想の生活を実現するためには、お客さまのこだわりをデザインに反映させることが不可欠と言えます。

直接お客さまからイメージをうかがう営業担当には、住宅のトレンドや内装デザインについての専門知識も必要です。

しかし、住宅はデザインだけを重視してはいけません。デザインを考える際は、そこに住まう人の“住みやすさ”を考えることが大切。お客さまの希望をかなえ、困っていることを解決できるような提案を行いましょう。

「お客さまがデザインに満足していただけない」「社内にデザインのリソースが足りない」という場合は、マッチングサイトを活用する方法もあります。

マッチングサイトの活用は、社内のリソースを削減できるだけでなく、お客さまのイメージがデザインに反映されやすいというメリットがあります。

もちろん、費用面への考慮も必要です。デザインと費用の両方で納得していただけるよう心がけましょう。

LIFULL HOME'Sでは、受注獲得に役立つ提案力を強化する各種サービスをご紹介しています。ご興味がございましたらぜひご参照ください。


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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。