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住宅業界の今後は? テクノロジーやエネルギー活用が不可欠となる時代へ

AI(人工知能)技術やテクノロジーの発展によって、最新技術を用いた高機能住宅が続々と登場しています。

消費者の働き方や暮らし方の変化によって、利便性や省エネ性へのニーズも高まっており、住宅業界は大きな変化を迎える時期といえるでしょう。

選ばれるハウスメーカー・工務店になるためには、次世代テクノロジーの活用やニーズに合わせた住宅開発が不可欠となります。


本記事では、住宅業界で加速するテクノロジーとエネルギー活用について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.テクノロジーの導入で住宅業界はどう変わるのか
  2. 2.「安定したインターネット環境」はさらにニーズが高まる
    1. 2.1.テレワークに合わせて
  3. 3.快適な住まいを実現するIoT化はさらに進化
    1. 3.1.IoT技術利用で実現可能とされること
  4. 4.「ZEH」で自給自足ができる家へ
  5. 5.まとめ

テクノロジーの導入で住宅業界はどう変わるのか

ハウスメーカーや工務店は、最新のテクノロジーを幅広い分野で活用し、業界の発展に貢献しています。

住む人の利便性を向上するAIやIoT(アイ・オー・ティー:モノのインターネット)技術の導入、そして省エネ性能の向上にも取り組んでいます。


AIやIoTなどテクノロジーを導入した住宅は、家事の負担や光熱費などの軽減を可能にするため、住む人にとってのメリットが大きく、住宅の評価基準として今後欠かせなくなるでしょう。

モノとインターネットでつながるIoT技術は、息つく暇もなく開発・導入が進められており、高齢者の見守りサービスをはじめ、AIスピーカーや遠隔地からの家電操作など、現代に即したサービスが順次展開されています。


また、最新技術の活用による耐久性や耐震性の向上にも注目が集まっています。

地震や台風など自然災害による住宅への被害と生活の制限を軽減するべく、エネルギーの創造・活用も求められています。


こういった住宅市場でのテクノロジーの進化やエネルギーの活用は、環境保全への意識が高まるなか、今後さらに活性化していくと予想されます。

現代の生活に対応するためも、住宅業界は次世代の設備やサービスの導入を考えていく必要があるでしょう。

「安定したインターネット環境」はさらにニーズが高まる

働き方の多様化や、パソコン・スマートフォンなどの普及によって、住宅におけるインターネット環境は欠かせないものとなっています。


幅広い世代でインターネットの利用者が増加しているという背景もあり、住まいのインターネット環境に対するニーズが高まっています。


テレワークに合わせて

テレワークとは、英単語の“Tele(離れた場所)”と“Work(働く)”をかけ合わせた造語です。情報通信技術を活用して、時間や場所にとらわれない柔軟な勤務形態のことを指します。

テレワークによって、自宅や出先での勤務が可能となることから、今後このような勤務形態はテクノロジーの進化とともに増加すると考えられます。

実際にテレワーク勤務を望む人は増加傾向にあり、それとともに、自身の住まいに安定したインターネット環境を求める人も増えています。

住宅のインターネット環境は、ますます不可欠になってくるでしょう。

快適な住まいを実現するIoT化はさらに進化

IoTは、モノのインターネットと訳されているとおり、さまざまなモノと人をインターネットでつなぐ技術です。仕事や生活をもっと便利で豊かにする仕組みで、住宅業界においても躍進が期待されています。


IoT技術利用で実現可能とされること

IoT技術を利用すると、家電や設備との情報共有が可能になります。

たとえば、IoTデバイスを照明設備に取り入れることでスマートフォンから照明のオンオフができる、「行ってきます」の言葉に反応してすべての照明が切れるなど、利便性の高い住宅が実現できます。

人が在宅していなくとも定時になると自動的に明かりが灯る、住人の言葉に反応して作動するなどの機能は、防犯や防災の面でも役立てられます。


また、住宅に“見守り機能”を付加することによって、住人の状況をいつでも把握できるほか、生活支援サービスとの連携を図れば、健康的な食事についてのレシピ情報の提供、必要な食材の配達、ソーシャルワーカーの派遣を行うことも可能になるでしょう。そのため、IoT技術は、高齢者や被介護者が住まうことを想定した住宅とも相性がいいといわれています。


IoT技術は応用性が高く、積極的に住宅に取り入れていきたい技術です。この技術を用いることで、人々の生活の質を向上することができ、住宅としての価値も向上が期待できます。

「ZEH」で自給自足ができる家へ

IoT技術のほかに注目したいのが、“ZEH(ゼッチ)”です。ZEHは、ゼロ・エネルギーハウスの略称です。

住まいの省エネ性能を向上しエネルギー消費量を削減、そして太陽光発電などでエネルギーを創造し、給湯や冷暖房など一次エネルギーの収支をゼロにする住宅を指します。

先進国のなかでもエネルギー自給率が低いといわれている日本において、エネルギーを自給自足できるZEHへの対応は、住宅業界全体で取り組みたい課題とされています。


2020年までには、ZEHを標準的な新築住宅として実現することを政府が推進しており、それに向けた補助金の認定制度を実施しています。

ZEH補助金に関する詳細はこちら


ZEHは、蓄えたエネルギーによって、停電時でも安全快適に生活することができるため、住む人に心強い存在であり、ZEH認定住宅の需要はさらなる高まりが予想されます。

まとめ

急速に発展するテクノロジー技術は各業界に変革をもたらしており、住宅業界も例外ではありません。

家族形態の変化や高齢化が進むなかで、人々の働き方や暮らし方も変わってきています。

インターネットの整備をはじめ、家事の効率化、高齢者の生活サポートなど、各々のライフスタイルに適合するIoT住宅の提供は、今後の住宅業界でさらに必要になってくるでしょう。


また、エネルギー自給率の低さが顕著な日本において、省エネ化をはじめとするエネルギー活用が住宅価値の向上につながります。

今回挙げたZEH認定をひとつの目標として、住む人や環境にも配慮した家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。

そのためには、AIやIoTなどの最新テクノロジーを積極的に取り入れていくことが必要になるでしょう。
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注文住宅 Business 編集部
注文住宅 Business 編集部

注文住宅のプロである工務店・ハウスメーカー様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、最新の時事ネタなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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