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信頼度がアップする?住宅ローンアドバイザーの資格とは

住宅メーカーの営業担当者なら取得しておきたい資格のひとつに“住宅ローンアドバイザー”が挙げられます。

多くのお客さまは、住宅を購入する際、長期の住宅ローンを組むため、営業担当者にとって住宅ローンアドバイザーの資格は、必要不可欠な知識ともいえます。

今回は、営業担当者に住宅ローンアドバイザーの資格取得をおすすめする理由から、住宅ローンアドバイザーの資格が役立つポイント、資格取得のための情報をご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.住宅ローンアドバイザーとは?
    1. 1.1.お客さまに最適なプランを導き出す
    2. 1.2.住宅ローンを分かりやすく説明する
    3. 1.3.お客さまのライフスタイルを踏まえてアドバイスする
  2. 2.住宅ローンアドバイザーの資格で得られるメリット
    1. 2.1.信頼度を上げることができる
    2. 2.2.住宅ローンの相談は必要不可欠である
  3. 3.ファイナンシャルプランナーとの違いとは?
  4. 4.住宅ローンアドバイザーの資格取得方法や難易度は?
  5. 5.住宅ローンアドバイザーの資格を取得してランクアップしよう

住宅ローンアドバイザーとは?

そもそも住宅ローンアドバイザーとはどのような資格なのかを見ていきましょう。


お客さまに最適なプランを導き出す

住宅ローンアドバイザーの資格は、住宅ローンに特化した専門家である証です。

住宅ローンを組んで住宅づくりをするお客さまが、住宅ローンについて専門的な知識を持っていない場合、不動産会社や金融機関に言われるがままに住宅ローンを組み、返済に苦しんでしまうケースもあります。

住宅ローンアドバイザーは、公正な立場から住宅ローンの商品をアドバイスすることで、お客さまにとって最適な住宅ローンを導き出す役割があります。


住宅ローンを分かりやすく説明する

住宅ローンは銀行だけでなく、信用金庫や信用組合、住宅ローン専門機関から、さまざまな住宅ローンの商品が展開されています。

お客さまにとっては、多くの商品があることで情報を把握しきれず、何が最適な住宅ローンなのかを判別しにくい状況ともいえます。

住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンの基本的な知識や仕組み、住宅ローンの最新情報、応用力を身に付けることで各商品のメリットやリスクを見極め、住宅ローンの商品を分かりやすく説明できるエキスパートとなります。


お客さまのライフスタイルを踏まえてアドバイスする

住宅ローンアドバイザーとして大切なことは、お客さまの立場から考慮したアドバイスを行うことです。

金利状況も大切な情報ではありますが、お客さまの子どもの有無や配偶者の経済的な状況、ライフスタイルやお金の価値観はそれぞれ異なります。家族構成や進学などのライフイベント、家計の状況を踏まえて住宅ローンを考えていくことが、住宅ローンアドバイザーができる提案です。

住宅ローンアドバイザーの資格で得られるメリット

住宅メーカーの営業担当者は住宅ローンアドバイザーの資格を取得することで、どのようなメリットがあるのか紹介していきます。


信頼度を上げることができる

住宅を建てたいと思っているお客さまのほとんどが、住宅ローンを組むことを前提に住宅づくりを検討しているので、お金の面で不安を抱えています。

住宅ローンアドバイザーを取得すると“住宅ローンアドバイザー”の名称を肩書きとして使用できるようになります。

また、カード型の“住宅ローンアドバイザー登録者証”が交付されるので、資格をアピールしながら商談ができます。

肩書きを名刺に明記したり、目に入る場所に登録者証を設置したりすることで、初めてのお客さまとの対面から信頼を得ることが期待できます。住宅ローンアドバイザーの知識を基に、資金についての相談に的確にアドバイスができれば、お客さまから頼られる営業担当者に一歩近づくことになるでしょう。

住宅ローンアドバイザーは、住宅メーカーの営業担当者すべての人が持っている資格ではないので、他社や他の営業担当者との差別化をアピールすることも可能になります。


住宅ローンの相談は必要不可欠である

住宅づくりをサポートする営業担当者にとって、住宅ローンの相談は避けては通れない内容です。

住宅づくりの設備や間取り、動線などの知識はもちろんですが、住宅ローンについての知識を深めることはビジネスシーンにおいて価値のある知識となります。

ファイナンシャルプランナーとの違いとは?

お金のエキスパートとして同じく信頼性のある“ファイナンシャルプランナー”の資格と住宅ローンアドバイザーの資格は似たような印象があります。

ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンについての知識も持ち合わせますが、家計の管理から保険、老後資金に至るまで幅広い知識が必要とされます。そのため、住宅ローンアドバイザーの資格と比べると住宅ローンの商品知識は劣ってしまう面があります。

住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンに特化して知識を深めるため、より住宅メーカーの営業に生かせる資格といえます。

しかしファイナンシャルプランナーの資格も営業担当者には役立つ資格のため、2つの資格を取得する人もいます。

住宅ローンアドバイザーの資格取得方法や難易度は?

住宅アドバイザーの資格を得るためにはテキストやWeb講習、会場でのDVD講習を受講して知識を身に付け、効果測定をして合格すれば、合格者に修了証書が発行されます。

テキストと講習動画で内容が理解できればそこまで難しくない内容となっています。

しかし、資格を取得しても有効期限は3年間です。変化する住宅ローンや住宅ローンに伴う法律に対応するため、定期的な更新が必要になります。

資格を更新するには継続講習課題に回答して提出し、正答率が合格ラインを超えている場合に更新ができます。常に最新の情報を身に付けていくことが問われますが、日々情報を取り入れていくことでビジネスシーンでも役に立つ知識になります。

住宅ローンアドバイザーの資格を取得してランクアップしよう

住宅ローンアドバイザーはお客さまのための知識でもありますが、自身の資産価値を上げることができる資格となります。

信頼を得ながら仕事ができるだけでなく、活躍できる窓口を増やしたり、業務の幅を広げたりすることで可能性を広げることができます。

積極的に挑戦して活躍の機会を増やしていきましょう。


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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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