ビジネス利用に最適なFacebook! ファンを獲得する方法は?
現代、住宅メーカーのマーケティング活動において、SNSの活用は必須であることを、担当者の方々は感じていることでしょう。
主要なSNSとしては“Facebook”、 “Twitter”、 “Instagram”があげられますが、その中でもFacebookは他のSNSと比べるとシェアされやすいことから、ビジネス利用に適しているといわれています。
住宅メーカーのFacebookでファンを増やすためには、“Facebook広告”が有効といえますが、定期的な投稿にひと工夫を加えることでも、ファンの獲得につながりやすくなるでしょう。
今回は、Facebookの活用方法についてご紹介します。
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Facebook広告を活用して集客しよう!
集客の方法としては“広告”があげられますが、SNSにおいて広告を活用することは一般化しており、それはFacebookにおいても同様です。
Facebook広告を利用するにあたっては、Facebook広告がどのような内容で、どのようなメリットがあるのか、ということをあらかじめ理解しておきましょう。
Facebook広告とは?
Facebook広告とは、Facebookページを開いたときに表示される広告のことです。
Facebookページを開くと、自分の投稿や友達の投稿などが数多く並んでいますが、それは“ニュースフィード”と呼ばれています。
ニュースフィード内の投稿を見ていると、投稿者が会社名となっており、投稿時刻が表示される欄に“広告”と表示されているものを見かけることがあります。それがFacebook広告です。
Facebook広告のメリット1.ターゲットを絞れる
Facebook広告を利用するメリットは、配信するターゲットを絞れることです。
Facebookに登録する場合、名前を登録するほかに、性別、生年月日、住所、学歴、職歴なども登録しますが、Facebookは登録者の登録情報が豊富であるため、ターゲットを細かく設定することが可能となっています。
例えば、性別、年齢、地域を絞れるほかにも、興味や関心を持っている分野を絞り込むために“詳細ターゲット設定”も活用できます。
詳細ターゲット設定では、“利用者層”、“趣味・関心”、“行動”の設定が可能です。
住宅メーカーがFacebookを配信したい場合、20代後半から30代をターゲットとしたいところですが、利用者層の欄に、1980年代から2000年代初頭に生まれた世代である“新世紀世代”を選ぶと、20代後半から30代の層をターゲットとすることができます。
また、興味や関心を持っている分野としては“結婚”や“子育て”を選ぶ方法もあります。なぜなら、結婚したことや子育てを始めたことを機に、住宅の購入を検討するケースが多いためです。
詳細にターゲットを絞ることで、より効率的な広告配信が可能となりますが、ターゲットを絞りすぎた場合、対象となるターゲットが少なくなり、広告配信の効果が期待しにくくなる点に注意が必要となります。
Facebook広告のメリット2.低コストで配信可能
そのほか、Facebookのメリットとしては、低コストで配信が可能であることです。Facebook広告では予算の上限を決められるため、定めた額以上のコストがかかる心配がありません。
Facebook広告で費用がかかるケースとしては、大きく分けると“クリック課金(CPC)”と“インプレッション課金(CPM)”があります。
クリック課金とは、Facebook広告がクリックされた場合に限り広告費用がかかるものです。
単に広告が表示されただけでは費用が発生しない点はメリットといえますが、広告がクリックされても販売につながらない場合や、目標の販売数を下回った場合は、費用だけが増えてしまうこともあり得ます。
インプレッション課金とは、Facebook広告が1000回表示されるごとに費用がかかる仕組みとなります。
インプレッション課金のメリットは、広告効果が高いほど商品やサービスの認知度も高まり、売上につながりやすくなることですが、広告効果が低ければ、クリック課金以上に費用が増えてしまうことになります。
Facebook広告の利用が初めてである場合は、費用がかかりにくいクリック課金の利用が適していますが、Facebook広告で効果を高められる場合は、インプレッション課金を利用して売上の向上を目指すといいでしょう。
Facebookページへの投稿は、日常的な内容をメインに
Facebookを利用して集客を図るためには、定期的な投稿が効果的となります。
集客のための投稿といえば、商品やサービスのPRが思い浮かびがちですが、それよりも効果的な投稿としては、“会社での日常的な内容”となります。
例えば、住宅メーカーでFacebookページを利用する場合、住宅展示場で行われたイベントの様子を投稿する方法があります。
イベントでの出来事や参加した人の声を文章にまとめ、イベントで盛り上がっているときの画像も投稿することで、イベントでの楽しそうな様子を伝えることができます。
また、イベントの様子を投稿することによって、次回のイベントの集客につながることも期待できます。なぜなら、Facebookページを見ている人が「イベントに参加してみたい」と感じる場合があるからです。
Facebookページで、単にイベントの集客を行うよりも、イベントの様子を投稿したときに「次回のイベントは、○月頃に開催する予定です」と言い添えておくと、集客の効果が期待できます。
そのほかの例としては、モデルハウスが完成したことを投稿し、室内の真新しさを画像で伝えることで集客を図る方法や、Facebookページを利用して新年のあいさつを行い、会社としての誠実さを示して信頼度を高めることなどが考えられます。
コメントに返信することで親密度アップ
Facebookページを利用してファンを増やすためには、“投稿のコメントに対して返信すること”も有効となります。
ユーザーとしては、単にコメントするよりも、コメントに対して返信があった方が嬉しく感じられるからです。
しかし、会社側としては、コメントに返信できるのが営業時間中に限られるため、すべてのコメントに返信することが困難となります。
その対策としては、多くのコメントに対してまとめて返信する方法があります。ユーザーとしては、何もコメントがないよりも、何らかのコメントが返信されると親しみを感じやすくなるものです。
なお、コメント上で問合せがあった場合は、個別に返信することが親切な対応といえるでしょう。
親近感を意識
Facebookでファンを増やすためには、ターゲットを絞って広告を打ち出すことや、親近感がアップしやすい内容を定期的に投稿することがあげられます。
日々の投稿でユーザーの心をほぐし、ユーザーが思わず読みたくなる内容の投稿を行うことが、ファンを増やす手段として有効です。