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【住宅業界の集客担当者向け】集客ためのInstagram(インスタグラム)の基本とハッシュタグの選び方〈Instagram集客のまとめ第2回〉

住宅業界でも集客での活用が当たり前となったInstagram(インスタグラム)。
前回の記事を読んで、そろそろやってみようかな、やらなきゃいけないなと感じた広告担当・営業担当の方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、住宅業界の集客アップにつながるInstagramのポイントについてシリーズでご紹介しています。〈Instagram集客のまとめ第2回〉では、Instagramの基本からハッシュタグの選び方まで、最低限おさえておきたいポイントを凝縮してお届けします。

目次[非表示]

  1. 1.最初が肝心!アカウント設定
  2. 2.投稿スケジュールを立て、投稿内容を作ってみましょう
  3. 3.ハッシュタグの選び方
  4. 4.まとめ

最初が肝心!アカウント設定

〈Instagram集客のまとめ第1回〉アカウント開設時に大切なこととは?に目を通し、どんなアカウントにするか決めたら、いよいよ初期設定に進みます。

アカウント登録に使うメールアドレスとパスワードを決めたら、実際にアカウントを作ってみましょう。

初期設定で確認しておきたいポイント

①ユーザー名
他のアカウントと重複することのない、個別のユーザーIDです。InstagramのURLにも表示される●にあたる箇所です。シンプルで分かりやすいものを選びましょう。
https://www.instagram.com/●●●●

②プロフィールアイコン
企業アカウントの場合、会社やブランドのロゴにしているアカウントが多いです。推奨サイズは、320×320ピクセル程度がよいでしょう。丸く切り抜かれた状態でも見え方に問題がないか確認しましょう。

③アカウント名(ページの名前)
30文字以内で自由に決められます。初めて見た人が何のアカウントか分かるように、社名やブランド名などを分かりやすく入れましょう。検索対象にもなるため「注文住宅」「一戸建て」などのキーワードや、地域に特化したアカウントの場合は地名を入れるなど、工夫してみてください。なお、変更回数に制限があり、14日間に2度しか変更できないため、ご注意ください。

④プロフィール
150字まで入ります。どんなアカウントなのか?どんな内容を発信しているか?また、フォローするとどんなメリットがあるかを簡潔にまとめてみましょう。スマートフォンで見た場合に、上部数行はどの画面でも表示されますが、後半は「続きを読む」をタップしないと読めません。上部に一番伝えたい内容を入れることをおすすめします。絵文字や改行を上手に使うと、より伝わりやすいプロフィールに仕上がります。

投稿スケジュールを立て、投稿内容を作ってみましょう

初期設定が完了したら、投稿スケジュールを決めていきます。毎日投稿できるのが理想的ですが、難しいなと感じたら、週2〜3回の投稿を目指しましょう。公式ツール「Meta Business Suite」の投稿予約機能を使うことをおすすめします。

投稿スケジュールを決めたらいよいよ画像の準備と原稿作成に進みます。

画像は、独自性を出すためにも自社で撮影した画像の使用をおすすめします。やむを得ず取引先やお客様の画像を使う場合、写真の使用許諾についての確認が必要です。

投稿内容は、最初に決めたコンセプトに沿って決めていきましょう。“投稿を通して、お客様のどんな悩みを解決できるだろうか?”という視点で進めていくとネタに困りません。

例えば、「住宅リフォーム会社のアカウントで、接客時のカタログとしても活用したい」という場合は、ビフォーアフターの様子を紹介したり、外壁・水回り・増築などリフォーム箇所ごとの事例を紹介する投稿をしたりするのもよいでしょう。

ハッシュタグの選び方

投稿画像と原稿が整ったら、最後にどんなハッシュタグを入れるか決めていきます。

ハッシュタグとは?
ハッシュタグの選び方の基本は、“投稿に関係のあるハッシュタグを大小バランスよく入れること”です。ハッシュタグは、投稿数の違いによって“ビッグハッシュタグ”と“スモールハッシュタグ”に分けられます。

先ほどの住宅リフォームの場合、“ビッグハッシュタグ”の例として、300万件以上ある「#️リフォーム」、10万件以上ある「#️リフォーム事例」「#️リフォーム工事」などが挙げられます。「#️お庭リフォーム」、「#️お風呂リフォーム」などの具体的なリフォームや、ブランド名、社名のハッシュタグが“スモールハッシュタグ”にあたります。

ちょっとした違いで、表示数が大きく異なることもあります。例えば、「#️住宅リフォーム」は4万件ほどありますが、「#️リフォーム住宅」は5,000件程度。

これから育てていくアカウントの場合、ボリュームの大きいハッシュタグは人気記事に載せるのが難しいため、数千〜1万程度のハッシュタグから狙っていくとよいかもしれません。

また、認知度アップ、ブランディング強化のため、企業独自のオリジナルハッシュタグも入れるとよいでしょう。「#️みてみて一条」「#️積水ハウスファミリー」など、住宅関係でも様々なオリジナルハッシュタグがありますので参考にしてみてください。

分譲マンションや賃貸物件のアカウントの場合、「#️目黒区」「#️横浜市神奈川区」などの地名も上手に使っていきましょう。

ハッシュタグは何個つけたらよい?
ひとつの投稿に入れられるハッシュタグの数は、最大30個。おすすめのハッシュタグ数は、公式には3〜5個がよいとの発表も出ていますが、実際には業界によって違うようです。

住宅・不動産に特化した運用代行会社では、同じ業界のアカウントを複数運用しており、一番パフォーマンスの上がるハッシュタグの数などのノウハウも蓄積しています。

InstagramのAIがハッシュタグをみてどんな投稿かを判断しているとも言われています。投稿に直接関係のないハッシュタグは避けた方がよいでしょう。

まとめ

プロフィール画面の初期設定を完成させ、投稿内容を予約したら、必ず公開日時に正しく投稿されているかも確認するようにしましょう。投稿しました!という内容をストーリーズに載せるのもおすすめです。

ここまで読んでいかがでしょうか?やらなくてはいけないことが多数ありますが、未来のお客様獲得をイメージして、ひとつずつ始めてみませんか?行き詰まったら、運用代行会社に一度相談してみてもよいでしょう。

Instagramの良いところは、視覚情報を伝えやすいこと。たった1枚の画像で、「あっ!ここに住んでみたい」とお問合せにつなげることができます。ハッシュタグを使って、地域を絞り込めるのも、Instagramならではのメリットです。

今後もInstagramの運用のコツや、運用代行の選び方などについての記事を掲載していきます。次回は「Instagram集客を成功させる運用方法のコツ」についてご紹介する予定です。

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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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