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建築プレゼンのパワーポイントによる効果的な見せ方

お客様への外観デザイン提案時、文字やグラフだけのプレゼンボードではなく、パワーポイントを使用した動きのあるプレゼンテーションが主流になってきました。建築プレゼンも同様に、パワーポイントの活用でイメージのわきやすい情報を伝えることができます。


デザイナーではなくとも、パワーポイントの機能をしっかり理解し上手に使いこなすことで、分かりやすいプレゼンテーションが行えます。

効果的なプレゼン資料になるように、パワーポイントの機能を覚えましょう。

目次[非表示]

  1. 1.画像のトリミングと加工
  2. 2.アニメーションで動きを演出
    1. 2.1.フライスルー
    2. 2.2.ブリンク
    3. 2.3.もんたメソッド
  3. 3.CTPTを踏まえた構成を忘れずに
    1. 3.1.Concept (コンセプト)
    2. 3.2.Target(ターゲット)
    3. 3.3.Process(プロセス)
    4. 3.4.Tool(ツール)
  4. 4.まとめ

画像のトリミングと加工

人物写真を使用して、建築物の周囲に人がいるような風景を演出したい場合や、使用したい画像と背景の色が合っていない場合におすすめの機能が、“トリミング”と“背景の削除”です。

使用したい画像を選択して背景の削除をクリックすると、簡単に背景が削除できます。“保持する領域としてマーク”で画像の残しておきたい部分を選択し、“削除する領域としてマーク”で削除したい部分を選択できます。

残すものと認識された部分がある場合、削除対象となるように手動でマークを設定しましょう。

写真にマウスポインタを持っていき、ドラッグすることで削除対象として認識されます。気になる部分をうまく選択していくと、背景だけを綺麗に切り抜くことができます。

次に、“画像の修正”機能を利用して画像全体の明るさと鮮明度を調整しましょう。背景のトーンと人物の画像のトーンが合っていないと、不自然な組み合わせに見えてしまいます。

“書式”→“図の修正”から図の書式設定を選択しましょう。

シャープネスで鮮明度を上げると、画像をはっきりと見せることができます。

また、色の鮮やかさを上げると彩度の低い色も明るくなるため、暗い写真をより見やすい画像へと修正することができます。


トリミング機能を上手に活用すれば、自然な画像を作り上げることができます。違和感の残る画像を使用するとイメージと変わってしまったり、伝えたいことが伝わらなかったりする場合があります。画像の加工は、自然な演出にできるようにトリミングや仕上がりの修正を入念に行うことが大切です。

アニメーションで動きを演出

文字だけではイメージがしづらい内容も、アニメーションを活用することでメリハリをつけられます。話している内容に合わせて動きを見せると、資料全体に整合性が感じられ、お客様も内容を把握しやすくなるのです。

下記3点が代表的なアニメーションです。


フライスルー

次のスライドが飛んでくるように画面が切り替わるアニメーション機能です。

印象付けたい情報を表示するときに使用すると効果的です。

“画面切り替え”→“フライスルー”を選択しましょう。

前のスライドが手前に飛び、次のスライドを表示するため、インパクトのあるアニメーションを付けることができます。

スライドをダイナミックに見せたいときに、利用してみましょう。


ブリンク

図形や文字を点滅しているように強調させるアニメーション機能です。

“アニメーション”→“その他の強調効果”をクリックしましょう。

“強調効果の変更”のダイアログボックスが表示されるので、“はなやか”から“ブリンク”を選択します。

“ブリンク”を選択することで、点滅のアニメーションが設定されます。

点滅の回数を設定する場合は、“効果のその他のオプションを表示”を選択します。

次に、ダイアログボックスより“タイミング”のタブをクリックしましょう。

繰り返しの回数を選択することで、点滅を好きな回数で行えます。


もんたメソッド

重要なポイントだけを隠し、クリックすることで表示されるアニメーション機能です。

はじめは隠れているため、表示される際にその単語へ意識を向けさせる効果があります。この機能の名前は、有名なテレビ司会者の演出方法に由来します。

“タッチ”→“図形”→“基本図形”から“メモ”を選択しましょう。

“メモ”は、右下隅のめくれ具合にリアリティが増すことができる図形です。

作成したい表現に近いアニメーションを設定すると、“めくり感”を美しく表現することができます。

図形を設定した後は、アニメーションをつけます。

“アニメーションの詳細設定”→“効果の追加”→“終了効果の変更”→“ストリップ”を選択しましょう。“効果のオプション”からは、めくる方向を指定できます。はがす部分が右下隅にあるため、方向は“右下”になります。

CTPTを踏まえた構成を忘れずに

資料は、デザインだけでなく構成まで工夫しましょう。関心をひく資料にするためにも、問題提起から解決までの流れをCTPTを意識した構成にする必要があります。

CTPTとは、 Concept(何を) Target(誰に) Process(どのように) Tool(何を使って) の頭文字を使用した、顧客接近型のマーケティング用語です。


Concept (コンセプト)

まずは、この資料は何を目的に作成し、最終的に何を解決するのかというコンセプトを紹介することから始めましょう。問題提起と呼ばれる課題点や問題点を提示することで、解決に至る手順を紹介します。


Target(ターゲット)

次に、どのような顧客に対して展開していきたいのかを明確にします。作成した資料は誰に向けて訴求しているのか、年齢層や性別、趣味嗜好などペルソナの設定を細かに行うことが大切です。


Process(プロセス)

さらに、提案した内容を実行するためにはどのような手順や準備が必要なのかを提示します。コンセプトやターゲットを明確にしてから、アプローチ方法を提案しましょう。


Tool(ツール)

最後に、この資料の意図をはっきりさせる内容を提示しましょう。具体的にどのような手段を行い、どのように解決に至るのかを明確に伝えます。

整合性の取れた資料にするためには、問題提起部分がしっかり解決できるかが重要です。

まとめ

読み手にとってわかりやすく、おしゃれな建築用のプレゼン資料にするためにはCTPTのステップを理解し、上手にパワーポイントの機能を使いこなすことが重要です。機能を使いすぎてしまうと、どの部分に注目すれば良いのか分からなくなってしまうため、最も伝えたい部分にだけ使うようにしましょう。


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注文住宅 Business 編集部
注文住宅 Business 編集部

注文住宅のプロである工務店・ハウスメーカー様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、最新の時事ネタなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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