住宅トレンド

住宅ビルダー・工務店のホームページ、リニューアルを検討すべき5つのチェックポイント

注文住宅業界においてもWEB集客の重要性が高まったことにより、自社ホームページをゼロから刷新する「全面リニューアル」をお考えの方も多いのではないでしょうか?

その一方で、リニューアルは相応のコストを要するため、いま踏み切るべきかお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

今回は、自社ホームページを全面リニューアルするべきか検討するためのチェック項目をご紹介します。もし、あなたの会社のホームページが1つでも当てはまるようであれば、リニューアルも含めたホームページの改善が求められます。

目次[非表示]

  1. 1.反響が少ない、自社の必要とする数を獲得できていない
  2. 2.スマートフォンでの使い勝手が悪い
  3. 3.情報が古く、現在の営業内容と乖離がある
  4. 4.改修を繰り返し、必要な情報がどこにあるのか分からない
  5. 5.自社で更新できる情報が少ない
  6. 6.まとめ

反響が少ない、自社の必要とする数を獲得できていない

ビルダー・工務店のホームページの最大の目的は「お客様からの反響(来場予約・カタログ請求など)の獲得」です。目的を達成できていないホームページであれば、見直しは急務です。

ホームページからの反響が全く無い会社はもちろん、「自社の目標成約数を達成するために必要な反響数を獲得できていない」「現場見学会や相談会の申し込みを増やしたいが、思うように獲得できていない」などといったお悩みを持つ会社も、リニューアルを検討すべきでしょう。

なお、反響獲得に苦戦する理由はケースバイケースであり、全面リニューアルだけでなく「既存ホームページ」の部分的な改修で対応できる場合もあります。ホームページ制作会社などにも相談しながら、最善策を探りましょう。

スマートフォンでの使い勝手が悪い

あなたの会社のホームページは、大半のお客様がスマートフォンで閲覧しています。ですから、ホームページはスマホで見やすく使いやすいものでなければなりません。「スマホに対応していれば良い」ではなく「スマホでストレス無く利用できる」ことが重要です。

自社ホームページをスマホで操作し、見づらさ・使いづらさを感じる点はありませんか?そのような点では、おそらくお客様も同様のストレスを感じています。

もし、その問題点が来場予約やカタログ請求に関わる部分であれば、反響の獲得に影響を及ぼしているかもしれません。お客様がストレス無くホームページを利用できるよう、リニューアルによる改善が求められます。

日常業務で自社ホームページをパソコンでしか見ていない方は、つい見落としがちなポイントですので、注意しましょう。

情報が古く、現在の営業内容と乖離がある

前回の全面リニューアル後、建物の仕様変更、商品の追加・リニューアル、セールスポイントの見直しなどにより、自社の訴求内容が大きく変わっている場合があります。

本来であればその都度ホームページを改修し、現状に合わせた情報発信を行うべきですが、そのような改修ができていない会社も少なくないようです。

中には、ホームページの内容と現場でのセールストークに齟齬があるケースも見られます。せっかくの自社ホームページが、お客様の不信感を生む要因になるかもしれません。

前回のリニューアルから時間が経過している会社は、現在の営業内容と自社のホームページ内容を比較し、相違点があれば改善を検討しましょう。多少の相違であれば既存ホームページの改修で対応できますが、相違が大きい場合は全面リニューアルを要する可能性もあります。

ホームページの定期的な見直し・改修ができていないと感じている会社は、特に注意が必要です。

改修を繰り返し、必要な情報がどこにあるのか分からない

先ほどは「必要な改修が行えていない会社」に起こりがちなケースをご紹介しましたが、逆に「こまめに改修を行っている会社」にも落とし穴があります。

セールス内容の変更・新たなコンテンツの追加・ホームページの機能改善など改修を繰り返した結果、ホームページの構成が複雑になり、「必要な情報がどこにあるのか分からない」という状態に陥っていることがあります。中には、自社スタッフでさえ、見たい情報を見つけられないという会社もあるようです。自社の社員が見つけられない情報に、お客様がたどり着けるはずがありません。

住宅の建て替えと同じように、改修の繰り返しで複雑化したホームページは、いったんゼロからの作り替えをおすすめします。せっかくの機会なので、発信情報の取捨選択や、優先順位の見直しも行いましょう。

自社で更新できる情報が少ない

紙広告と比較したホームページの大きなメリットに「情報発信のしやすさ」があります。イベント・キャンペーンの即時掲載と必要に応じた修正、スタッフブログ・コラムの定期発信など、自社の発信したい情報をいつでも発信できる点が強みです。

しかし、「情報更新が自社でできず、制作会社に都度お願いしなければならない」など、タイムリーな発信ができないホームページの場合、このメリットを活かすことができません。このようなホームページは更新がおざなりになり「イベント情報を開催ギリギリまで掲載しない」「終了したイベントがそのまま掲載されている」「ブログ・コラムの更新が滞っている」などの状況に陥ることも多いようです。

少なくとも、イベント・キャンペーン・モデルハウスの情報と、ブログ・コラムなどの定期配信コンテンツは、自社で更新できる仕組みを整えることをおすすめします。現在のホームページでできない場合は、全面リニューアルで解決する必要があります。

まとめ

以上、全面リニューアルが必要と思われるホームページの特徴を5点ご紹介しました。冒頭にもお伝えしたとおり、当てはまる項目が1つでもある場合は、できるだけ早く全面リニューアルも含めた改善を行うことが求められます。

もちろん、1つも当てはまらない会社でも、「集客をもっと伸ばしたい」という意志をお持ちであれば、積極的にホームページの改善・リニューアルを検討しましょう。

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株式会社住宅産業研究所(JSK)
株式会社住宅産業研究所(JSK)
1976年設立、住宅業界専門の調査会社。「月刊TACT」などの情報誌・調査資料・セミナー・研修・コンサルティングなどを通じて全国の住宅会社に情報を提供する。

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