【新着】住宅営業におけるキャリアアップとは?評価に繋がる・業務に役立つオススメの資格を紹介
住宅営業をしていると、キャリアアップをして評価を上げたい、役職に就きたいなどと考えるでしょう。では、住宅営業におけるキャリアアップとは何なのでしょうか。
今回は、住宅営業におけるキャリアアップとは何かやキャリアアップに役立つおすすめの資格をご紹介します。キャリアアップをして、会社からもお客様からも信頼される営業担当になりましょう。
目次[非表示]
- 1.住宅業界におけるキャリアアップとは
- 2.業務に役立つおすすめの資格
- 2.1.建築士
- 2.2.施工管理技士
- 2.3.宅地建物取引士
- 2.4.整理収納アドバイザー
- 2.5.住宅ローンアドバイザー
- 2.6.インテリアコーディネーター
- 2.7.ファイナンシャルプランナー
- 2.8.福祉住環境コーディネーター
- 3.資格取得のメリット
- 3.1.お客様から信頼が得られる
- 3.2.キャリアアップ・社内評価に好影響
- 4.まとめ
住宅業界におけるキャリアアップとは
住宅業界におけるキャリアアップとは、昇給や昇進のことです。同じ会社で実績が認められてキャリアアップできる場合もありますが、ハイクラス転職によってキャリアアップをする人もいます。
住宅営業の「ハイクラス転職」は、専門的なスキルを要する職種での転職です。キャリアアップをすれば給与が上がるだけではなく、自信につながってさらに仕事への意欲が向上するでしょう。
なお、注意点としてキャリアチェンジとキャリアアップは別物です。キャリアチェンジとは業種・職種を変える転職であるのに対し、キャリアアップは昇進や昇給などのことを指します。キャリアチェンジとキャリアアップを混同しないようにご注意ください。
業務に役立つおすすめの資格
住宅営業のキャリアアップに役立つおすすめの資格は以下の通りです。
- 建築士
- 施工管理技士
- 宅地建物取引士
- 整理収納アドバイザー
- 住宅ローンアドバイザー
- インテリアコーディネーター
- ファイナンシャルプランナー
- 福祉住環境コーディネーター
ここからは、それぞれの資格の概要をご紹介します。
建築士
建築士は、建築士法で定められた国家資格で、建築物の設計や工事監理などの独占業務を担当できます。
建築士には一級建築士と二級建築士があるため、まずは2級建築士を取得して、建築士としてキャリアアップをしたい場合に1級建築士を取得するとよいでしょう。ただし、建築士の資格試験の難易度は高めで、初学者の場合は一般的に二級建築士の資格を取得するためには1日3時間の勉強時間を確保しなければなりません。
≫ 建築士
施工管理技士
施工管理技士は、国土交通大臣指定機関が実施する国家試験で、1級と2級があります。
1級施工管理士を取得することで、特定建設業の「営業所ごとに置く専任の技術者」及び現場に配置する「監理技術者」として認められます。2級施工管理技士は一般建設業の許可を受ける際に必要となる「営業所ごとに配置する専任の技術者」及び「建設工事における主任技術者」として認められますが「監理技術者」にはなれないため気をつけましょう。
まずは2級施工管理技士を取得し、さらにキャリアアップがしたいと考えたタイミングで1級施工管理技士を取得するとよいでしょう。
宅地建物取引士
宅地建物取引士とは「宅建」と呼ばれることの多い資格で、不動産取引に関する知識を証明する役割を持ちます。不動産業を営む会社では、宅建士を従業員5人に対し1人以上設置するというルールがあるため、取得すると住宅業界では重宝される人材となれるでしょう。
資格試験では、宅建士として働く際のルール、不動産取引に関する法律、住宅を建設する際の制限などに関する問題が出題されることから、取得することで住宅業界で働くための知識を身につけられます。
今の職場でキャリアアップをしたい人はもちろん、ハイクラス転職でのキャリアアップを目指す人は特に取得したい資格です。
整理収納アドバイザー
整理収納アドバイザーは、特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会が運営する民間資格で、資格取得を通して収納に関わるお悩みを解決できる知識が身につけられます。
お客様の中には、収納に関するお悩みをお持ちの方も少なくありません。この際、整理収納アドバイザーの資格を取得していれば、収納に関する悩みを解決できるため、顧客満足度が向上しやすくなります。
民間の資格で、通信講座でも取得できるため、取得しておくと何かの役に立つ可能性があります。
住宅ローンアドバイザー
住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンに関する知識を有することを証明できる民間資格です。そもそも住宅ローンアドバイザーとは、住宅ローンの利用を検討する方に向け、公正な立場で住宅ローン関連の的確なアドバイスや情報提供を行う専門家のことを指します。
住宅営業では、資格を取得することでお客様に対して住宅ローンのアドバイスやサポートが可能になります。
住宅ローンに関する知識のない顧客が自分のライフプランに合った適切な住宅ローンを選ぶことは困難ということから、取得するとお客様のサポートができるためおすすめです。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、内装にあう壁紙やカーテン、照明や家具などの選択や配置を提案するエキスパートです。資格を取得することで、快適な空間を作る知識が身につけられます。
インテリアコーディネーターは、インテリアの種類や配置を工夫し、居心地のよい住まいを作り出すことが仕事です。つまり、インテリアコーディネーターの資格を取得することで、お客様が望む住宅を実現しやすくなり、同僚と差別化が図れる可能性があります。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は、お金に関するプロです。資格取得により、住宅ローンや税金など、住宅業界に関するお金だけではなく、お金全般の知識が身につけられます。難易度が低い順に3級・2級・1級の3種がありますが、最低でも2級を取得しておくと業務に活用できるでしょう。
住宅の購入は、総合的にお客様の人生にとって最大の買い物です。ファイナンシャルプランナーの資格を取得して、お金に関するサポートをすることで顧客満足度向上につながります。
福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターは、住宅と福祉の考え方の基礎となる資格で、高齢者や障害者が安全に快適に暮らせる住宅を提案するアドバイザーです。具体的な仕事内容は、住宅改修のアドバイス・福祉用具や介助用具の選定アドバイス・住宅改修費支給申請に必要な理由書の作成が挙げられます。
資格には1級・2級・3級がありますが、現場で活躍するためには2級以上が求められます。2級以上を取得していると転職に有利になるだけではなく、資格手当が支給される場合もあるためおすすめです。
資格取得のメリット
住宅営業担当とって資格を取得することには、お客様からの信頼が得られたり、キャリアアップ・社内評価に好影響といったメリットがあります。最後に、資格を取得するメリットについて詳しく解説します。
お客様から信頼が得られる
資格を取得すると、お客様から信頼が得られます。なぜなら、専門家としての立場で解決策を提示できるようになるからです。
また、資格を取得することで専門的な知識が身につけられるため的確なアドバイスができたり、資格を取得しているという自信からスムーズな話し方ができたりするようになります。そのため、お客様からの信頼を得ることにも役立ちます。
キャリアアップ・社内評価に好影響
キャリアアップや社内評価に好影響になる点もメリットです。なぜなら、資格は能力の証拠になるからです。
転職成功確率アップや条件交渉で有利な材料になったり、昇進・昇給の考慮になります。中には、資格に応じた資格手当がある企業もあるため昇給も可能です。
まとめ
住宅営業がキャリアアップをする方法として、資格取得が挙げられます。住宅営業に役立つ資格は建築士や宅建、ファイナンシャルプランナー、整理収納アドバイザーなど複数あるため、身につけたい知識などから必要な資格を取得しましょう。
資格を取得することで、キャリアアップだけではなくお客様からの信頼が得られるというメリットもあります。自信にもつながるため、積極的な資格の取得をおすすめします。
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