注文住宅検討者の「5割」以上がポータルサイトを活用!集客で用いるメリットを紹介
住宅会社や工務店でお客さまの新規獲得を行うには、自社の情報を掲載する広告媒体を丁寧に見極めることが大切です。多数の住宅情報が掲載されたポータルサイトは、多くのユーザーからのアクセス数があるため、有力な媒体の一つといえるでしょう。
この記事では、住宅会社・工務店の集客におけるポータルサイトの有用性と効果的な活用方法、自社に合ったサイトの見極め方などについて解説します。
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5割以上の人がポータルサイトを閲覧
LIFULL HOME'Sの独自調査によると、住み替えや建て替えを検討している方のうち 、ポータルサイトを見た人は全体の52.6%となっています。以下のように、ほかの情報収集経路と比べても、ポータルサイトの利用率が高いことが分かります。
回答 |
割合 |
不動産ポータルサイト・アプリを見た |
52.6% |
不動産会社のWebサイトを見た |
41.7% |
検索エンジンで検索した |
40.4% |
※「今回の住み替え・建て替え検討で行ったこと(いくつでも)」に対する回答結果
注文住宅に関してはさまざまな情報収集ルートが存在していますが、なかでもポータルサイトが主な情報源として活用されているのは見逃せないポイントといえるでしょう。
注文住宅ポータルサイトに広告を掲載するメリット
ポータルサイトの利用率が高い理由には、ユーザーにとって「必要な情報が一ヶ所に集約されている」というメリットがある点が大きく関係していると考えられます。それでは、住宅会社にとって、注文住宅ポータルサイトにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは4つの特徴をご紹介します。
アクセス数が多い
前述のように、ポータルサイトは多くのユーザーが利用しているため、自社の情報も閲覧されやすいのがメリットです。また、今すぐ依頼先を見つけたい「顕在層」の顧客はもちろん、「何となく興味がある」「じっくり比較検討したい」といった「潜在層」の顧客にもアプローチできるため、幅広いユーザーと接点をつくれるのも利点です。
Webの専門的な知識がなくても広告掲載可能
ポータルサイトはある程度の手順やフォーマットが確立されているため、Webに関する専門的な知識がなくても広告を掲載できるのも特徴です。中小の住宅会社の場合は、Webマーケティングにかけられる時間や労力が限られているため、すぐに広告掲載を実現できるのは大きな利点となります。
ユーザーの具体的なアクションを引き出しやすい
ポータルサイトでは、住宅会社の特徴について、細かなデータや施工事例、スタッフ情報、イメージ写真などを網羅的に掲載することができます。問合せフォームの整備や住宅イベントへの招待、資料請求の受付なども行えるので、ユーザーのアクションを引き出しやすく、効率的に問合せへつなげられるのがメリットです。
効率的な集客が可能
独自の取組みによって自社のホームページの認知度を高めるためには、検索上位に表示されるためのSEO対策が必須となります。しかし、SEOには専門的な知識が求められるとともに、効果が出るまでに中長期的な施策を実行し続けなければなりません。
ポータルサイトへの広告掲載であれば、ポータルサイト自体に多くのアクセス数があるため、困難なSEO対策をしなくてもさまざまなユーザーへ自社の情報を届けられます。
ポータルサイトをうまく活用するための事前準備
ポータルサイトへの広告掲載そのものは、特に大掛かりな準備をしなくてもすぐに実施できます。しかし、きちんと効果を得るためには、事前にいくつか検討しておきたいポイントもあります。
掲載目的とターゲットを明確化する
ポータルサイトを上手に活用するには、広告を掲載する目的をきちんと定めておくのがコツです。単に問合せ数の増加を望むのではなく、全体の成約率から逆算して、「資料請求を○○件増やす」「ホームページへの流入数を○○件増やす」といったように数値化した目標を立てることで、効果測定と改善を図りやすくなります。
また、効率的な運用を目指すには、メインとなるターゲット層を明確化することも重要です。建築希望エリアや年齢、家族構成、収入、ライフスタイルなどを細かく想定しておくことで、ターゲットに合わせたきめ細やかな戦略を立てられるようになります。
集客にかける予算を明確化する
ポータルサイトに限らず、広告を運用する際には、どれくらいの予算をかけられるのかを事前に明らかにしておくほうがスムーズです。予算に応じてとるべきスタンスや利用すべき媒体・プランなどが決まってくるため、計画を立てる段階で予算の上限を設定しておきましょう。
なお、一般的な工務店や住宅会社の場合、広告宣伝費の目安は「売上の3~5%程度」なのでこの数値を参考にしてみるのも一つの方法です。
自社に合ったポータルサイトを選ぶポイント
住宅関連のポータルサイトにはいくつかの種類があります。ここでは、自社に合ったサイトを選ぶための判断基準をご紹介します。
広告料金・料金体系
継続的に利用することを考えると、広告料金は重要な判断基準となります。ポータルサイトの料金体系には、掲載する物件数や情報の表示回数に応じて料金が発生する「掲載課金」と、問合せなどの具体的なアクションに応じて発生する「反響課金」の2種類があります。
反響課金では、実際の反響があるまで費用がかからないため、費用対効果を計算しやすいのが大きなメリットです。
対応エリア
ポータルサイトは、地域に特化した情報を提供する「地域密着型」のものと、多様な情報をまとめて取り扱う「全国規模」のものの2種類に大別することができます。どちらも異なる強みを持っているため、対応エリアによる違いを意識して掲載先を選ぶのも重要なポイントです。
得意なジャンル
ポータルサイトのなかには、特定のジャンルに特化した情報を取り扱うものもあります。たとえば、「伝統的な純日本家屋」や「自然素材の家」のように特化したテーマを扱う専門サイトは、対象となるユーザーを絞り込めるのがメリットです。
そのため、自社の特徴を踏まえて、ポータルサイトとの相性をチェックすることも大切です。
ポータルサイトを効果的に利用するためのコツ
最後に、ポータルサイトを効果的に活用するための基本的なポイントをご紹介します。
会社紹介のページを充実させる
ポータルサイトそのものには集客力があっても、サイト内にはさまざまな企業の情報が掲載されているので、競争率も意識しておく必要があります。自社の情報を多くのユーザーに見てもらうためには、競合との差別化を図り、独自性を打ち出さなければなりません。
そのためには、自社の分析だけでなく、市場や競合の分析が必須となります。どのようなポイントがお客さまに利益をもたらすのかを精査することで、掲載する情報の質が向上し、より高い効果を期待できるようになります。
ホームページの質を高める
ポータルサイトの主な役割は、多くのユーザーに自社を認知してもらう、あるいは情報に触れるきっかけを提供するといった点にあります。自社に興味を持ったユーザーのほとんどは、より深い情報を得るために企業のホームページや口コミ、資料などもチェックするでしょう。
そのため、ポータルサイトの効果を成約に結びつけるためには、自社ホームページや配布資料の質も向上させておく必要があります。
LIFULL HOME'Sでは、注文住宅に特化したポータルサイト「LIFULL HOME'S注文住宅」を運営しています。LIFULL HOME'S注文住宅は、全国的な認知度と注目度を持つのが特徴であり、過去4年間で問合せ数3.8倍の実績を誇るサイトです。
それ以外にも、効率的な集客を可能にする以下のような特徴が備わっています。
■LIFULL HOME'S注文住宅の4つの魅力
魅力①:対象地域を絞った効率的な集客が可能 |
お問合せが欲しい市区町村単位で掲載可能!広告範囲を建築対応可能エリアのみに限定できるため、ミスマッチの少ない集客が行えます。 |
魅力②:初めての方でも安心のサポート体制 |
利用時の不明点を解消するサポートデスクの設置!「集客のノウハウがない」「初めてのオンライン集客で不安」という企業様にも安心してお使いいただけます。 |
魅力③:スムーズに成約プロセスを進める「来場予約機能」 |
モデルハウスなどへの来場予約機能が搭載されているため、検討度合いの高いお客さまからの問合せを獲得することが可能です。 |
魅力④:低予算から運用可能な「反響課金制」 |
利用料金が「お問合せ数=成果」に応じて発生する反響課金制であるため、無駄な費用がかかりません。 |
詳しい資料は以下のページから無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。
≫ LIFULL HOME'S (ライフルホームズ) 注文住宅で集客を強化しませんか?
●記事のおさらい
最後に、今回の内容をQ&Aで確認しておきましょう。
Q:工務店・住宅会社が注文住宅ポータルサイトを使うメリットは?
A:ユーザー数が多く、効率的に自社の認知度を高められるのがメリットです。Webの専門知識がなくても、成約につなげるさまざまな機能を活用できるため、集客の効率化を図れます。
Q:注文住宅ポータルサイトの活用に必要な事前準備は?
A:利用目的とターゲットを明確化し、集客戦略の土台を固めておくことが大切です。また、ポータルサイトにはさまざまな種類と使い方があるので、あらかじめ予算の上限を決めておくのもコツです。
Q:注文住宅ポータルサイトの選び方は?
A:主な判断基準としては、「費用・料金体系」「得意とするジャンル」「掲載範囲」などが挙げられます。料金体系には、大きく分けて掲載課金型と反響課金型の2種類があるので、両者の違いを押さえておきましょう。