マーケティング

お客さまの認知・集客のために屋外広告を活用しよう!

屋外広告と聞いて何を思い浮かべますか?あまりピンとこない方もいるかもしれませんが、私たちは毎日たくさんの屋外広告を目にしています。

そして、無意識のうちに自分の購買行動が屋外広告によって変わっているかもしれません。

お客さまが住宅づくりに興味を持ち出したり、検討し始めたりしたときに無意識ですが、目が入っていた自社の屋外広告から、自社名で検索をする可能性もあります。

この記事では屋外広告の種類とその特徴について説明します。屋外広告での集客を検討する際の参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.屋外広告とは?
  2. 2.屋外広告がもたらす2つの効果
    1. 2.1.多くの人の目に入る
    2. 2.2.同じ人に繰り返し見せる
  3. 3.オススメの屋外広告の種類3選
    1. 3.1.1.突き出し看板
    2. 3.2.2.壁面広告
    3. 3.3.3.電柱広告
  4. 4.まとめ

屋外広告とは?

屋外広告とは、公衆に向けて屋外に表示された広告物のことです。街中には屋外広告があふれています。電車の窓からお店の名前が書いてある看板やファストフード店のロゴを見たことはありませんか?また、貼り出されているポスターや大型ビジョンに映る映像も屋外広告の一種です。

屋外広告には、屋外広告物法という法律や、地方公共団体が定めた屋外広告物条例など、さまざまなルールがあります。

例えば、広告の大きさや色が制限されたり、表示する期間が決まっていたりします。ルールの内容は広告の種類によっても異なります。屋外広告を表示する際には注意しましょう。

屋外広告がもたらす2つの効果

屋外広告にはさまざまなメリットがあります。効果的に自社の情報を発信するために屋外広告の特徴を把握しておきましょう。

多くの人の目に入る

屋外広告のターゲットは、その広告が見える場所にいる人すべてです。大きな看板や大型ビジョンであれば電車や車に乗る人の目に入りますし、小さな突き出し看板でも通行人すべてがターゲットとなります。多くの人の目に入る点こそ屋外広告の一番の特徴です。

多くの人の目に入るということは、広告の内容に興味がない人にも見せることができるということです。

例えば、道を歩いていた夫婦が住宅に関するポスターを見たとしましょう。そのポスターを見たことによって「マイホームって憧れるよね」という会話が始まり、住宅購入を検討し始めるかもしれません。

同じ人に繰り返し見せる

あなたはいつも、同じ道を通って通勤していますか? 多くの人は同じ電車に乗り、同じ道を通って通勤しているのではないでしょうか? そして、その道には多くの屋外広告があることでしょう。つまり、私たちは無意識のうちに同じ屋外広告を繰り返し目にしているのです。

同じ広告を繰り返し見せることは宣伝として効果的です。心理学の法則に単純接触効果というものがあります。単純接触効果とは、人間が同じものを繰り返し見たり聞いたりすると、そのものに対する好感度が上がったり、印象に残りやすくなったりすることです。

単純接触効果はしばしばマーケティングに応用されています。同じ広告を何度も見せることで、宣伝している商品や企業に関心を持ってもらう可能性を上げることができます。つまり、屋外広告の繰り返し目にしやすいという点は大きなメリットなのです。

オススメの屋外広告の種類3選

屋外広告は種類が多様で、10種類以上にもなります。この記事ではそのなかから3種類をピックアップして、具体例とともに紹介します。

1.突き出し看板

建物から少し突出した形で設置されているのが突き出し看板です。通行人の目に留まりやすい点が特徴です。ただし、ルールが厳しくあまり大きな看板を作れない点はデメリットとなります。

住宅メーカーの場合、近隣の住民に自社の存在を認知させておくことで自社に足を運んでもらいやすくなります。お客さまは住宅購入をする際、打ち合わせのために何度も住宅メーカーを訪れることになります。

お客さまにとって住宅メーカーへの通いやすさは重要です。自社の近くにお客さまが住んでいたのに自社の存在が認知されていなかった場合、自社に来る可能性が高かったお客さまが離れてしまいます。地元のお客さまに認知されるために突き出し看板は有効です。

2.壁面広告

壁面広告とは文字どおり、建物の壁に表示する広告です。スペースが大きい点が特徴です。

住宅の写真を使って広告を出したいときには壁面広告は有効です。スペースをたっぷり使って住宅の魅力を道行く人に伝えることができます。また、住宅の写真が目に入ると住宅メーカーの広告であることがわかりやすいです。

3.電柱広告

電柱に広告を張り出すこともできます。電柱に巻き付けるタイプと電柱から突出しているタイプがあり、細かくサイズや形状が決まっている点が特徴です。

突き出し広告と同様に、地元の人に宣伝する際には電柱広告が有効です。電柱は地元の通行人が目にしやすい場所で、地元の人に自社の存在を認知させることができます。また、自社への訪問を誘導できる点も電柱広告の特徴です。例えば、電柱から自社までの地図を載せておくことで広告を見たお客さまが自社に来やすくなります。

まとめ

屋外広告について理解していただけたでしょうか?

効果的に屋外広告を出すことで、多くの人に自社を認知してもらうことができます。お客さまに認知してもらうことが集客の第一歩です。お客さまに自社を選んでもらうために、屋外広告を活用してみてはいかがでしょうか?


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編集部
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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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