マーケティング

【工務店・ビルダー向け】仕事の取り方とポイント

工務店・ビルダーの売り上げを向上させるには、より高く・より多くの受注を獲得する必要があります。

継続して安定的に仕事を取る方法やポイントを押さえておくことで、工務店・ビルダーの規模や知名度にかかわらず、受注につなげることが可能です。

この記事では、「売り上げを向上させるために受注を増やしたい」「具体的な仕事の取り方について知りたい」という方に向け、工務店・ビルダーにおける基本的な仕事の取り方とポイントについて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.基本的な仕事の取り方
    1. 1.1.①OB顧客や関係者からの紹介
    2. 1.2.②広告の掲載
    3. 1.3.③マッチングサービス
  2. 2.仕事を取るためのポイント
    1. 2.1.①OB顧客や関係者と継続的な接点を持つ
    2. 2.2.②広告の反響を増やす
    3. 2.3.③競合他社との差別化を図る
  3. 3.まとめ

基本的な仕事の取り方

工務店・ビルダーが仕事を取るための基本的な方法には、次の3つが挙げられます。


①OB顧客や関係者からの紹介

1つ目は、自社で家を建てたOB顧客や不動産会社・住宅オーナーから紹介を受ける方法です。営業担当者の親族や個人的な知り合いから紹介を受けるケースもあります。

実際に家を建てた人や関係者からの紹介は、顧客に信頼感を持ってもらい、受注につながりやすいのが特徴です。紹介によって受注を獲得するには、OB顧客や業界内外での人脈づくり、信頼関係の構築が重要といえます。


②広告の掲載

2つ目は、雑誌やWebメディアなどに広告を掲載して、来店・問合せにつなげてから仕事を取る方法です。広告の掲載方法には、オフラインとオンラインがあります。

▼オフライン

  • テレビCM
  • ラジオ
  • 看板
  • チラシ
  • 住宅情報誌
  • 新聞など

▼オンライン

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • メール広告
  • 動画広告など

オフライン広告は地域を絞りつつ、不特定多数のターゲットにアプローチできることが特徴です。オンライン広告は、ターゲットの興味関心・趣味趣向などを詳細に絞って、より精度の高い広告配信ができることが特徴です。

効率的に仕事を取るためには、オフライン・オンライン両方の手法を組み合わせて広告掲載を行うことが有効といえます。


③マッチングサービス

3つ目は、注文住宅やリフォームを検討中の人と工務店・ビルダーをつなげるマッチングサービスを利用する方法です。ユーザーが住宅の希望条件や土地情報を登録して、工務店・ビルダーがユーザーに対して間取り・見積もりを提案します。

知名度がない工務店・ビルダーでも、マッチングサービスを通じて顧客と接点を持てるため、商談機会を創出しやすいことが特徴です。マッチングサービスを利用する際は、ユーザーに対して自社の強みを効果的に訴求することが重要といえます。

仕事を取るためのポイント

工務店・ビルダーが継続して仕事を取るためのポイントとして、以下の3つが挙げられます。


①OB顧客や関係者と継続的な接点を持つ

紹介により長期的に安定した受注につなげるには、OB顧客や不動産会社などとの接点を維持することが欠かせません。

以下のような継続的なフォローやコラボレーションを実施して、信頼関係を築くことがポイントです。

▼継続的に行うフォローやコラボレーションの例

  • OB顧客への要件うかがい、定期的なアフターメンテナンスを実施する
  • OB顧客の自宅訪問や相談会などのイベントを開催する
  • 不動産会社や物件オーナーと住宅づくりに関するコラボレーションを実施し、人脈を広げる


②広告の反響を増やす

広告からの流入で受注につなげるには、広告の反響を増やすことが重要です。

やみくもに広告を掲載するだけでは、自社のターゲットに広告を見てもらえないケースもあります。また、広告を見てもらえた場合でも、広告自体が魅力的でなければ、問合せや来店などの商談機会につながりにくいといえます。

広告の反響を増やすためには、自社のターゲットを明確にしたうえで広告の掲載場所・内容を工夫することがポイントです。

▼広告の反響を増やすための施策例

  • 地域の特色や家族構成、収入面などからターゲットを明確化する
  • ターゲットが利用すると考えられる媒体に広告を掲載する
  • 広告で自社コンセプトを分かりやすく訴求する
  • ターゲットが有益かつ魅力的と感じる情報を掲載する

③競合他社との差別化を図る

マッチングサービスを利用して仕事を取るためには、設計・見積もり提案後に商談までつなげる必要があります。

ユーザーと接点を持てた場合でも、自社の強みやコンセプト、他社との違いがユーザーに伝わりにくい状態では、商談までつなげることが難しくなります。

複数の工務店・ビルダーから自社を選んでもらうには、競合他社との差別化を図ることがポイントです。

▼差別化を図るための例

  • 自社のコンセプトや住宅テーマが分かる設計提案を行う
  • 見積もりの内訳や追加費用の有無など、詳細な情報を充実させる
  • ユーザーの登録条件と同条件の施工事例・費用を紹介する

まとめ

工務店・ビルダーの仕事の取り方には紹介や広告、マッチングサービスを活用する方法があります。OB顧客や不動産会社、知人による紹介は、顧客からの信頼を得て受注につながりやすくなります。

また、広告の掲載は、ターゲットやエリアを絞ってアプローチできるため、効率的に仕事を取ることが可能です。

特に、オンライン広告の場合、ターゲットの興味関心・趣味趣向に合った広告配信ができるため、アプローチの精度を高められます。

さらに、マッチングサービスを活用すれば、高い知名度がなくても顧客と出会える可能性が高まります。

これらの方法で仕事を取るためには、OB顧客や関係者と継続的な接点を持つこと、広告の反響を増やすこと、マッチングサービス経由の商談数を増やすことがポイントです。

「なかなか仕事が取れない」とお悩みの工務店・ビルダーの方は、今回紹介した方法やポイントを実践してみてはいかがでしょうか。

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工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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