【住宅業界の集客担当者向け】Instagram(インスタグラム)集客を成功させる運用のコツ〈Instagram集客のまとめ第3回〉
住宅業界の営業担当の皆様へ、集客にInstagram(インスタグラム)を活用していますか?
このコラムでは、売上につながるInstagramの活用方法についてシリーズでご紹介しています。
これまでに、〈Instagram活用のメリット・デメリット〉 や 〈Instagramの基本とハッシュタグの選び方〉についてお伝えしてきました。
〈Instagram集客のまとめ第3回〉では、アカウント運用を始めてみたものの、毎回の投稿が大変、これでいいのかなと心配な担当者向けに、運用を軌道に乗せるためのコツをお届けします。
目次[非表示]
- 1.Instagram担当者として、まずはここから始めてみよう!
- 1.1.▼ 投稿ネタのストック
- 1.2.▼フィード投稿
- 1.3.▼ストーリーズ投稿
- 1.4.▼認知拡大のためのアクション(いいね、フォロー、コメント返信)
- 1.5.▼ハッシュタグ分析
- 1.6.▼インサイト分析
- 2.最低限知っておきたい投稿の基本
- 2.1.▼投稿スケジュール作成、おおまかな投稿内容の決定
- 2.2.▼投稿内容の作成
- 2.3.▼投稿予約
- 2.4.▼投稿確認
- 3.投稿内容に悩んだら…?継続して投稿していくための3つのステップ
- 4.こんな間違った運用をしていませんか?
- 5.まとめ
Instagram担当者として、まずはここから始めてみよう!
「明日何を投稿しようかな?」といきなり書き始めていませんか?
ここだけは確認しておきたい、基本のルーティンをご紹介します。
▼ 投稿ネタのストック
フォローしてくれる方にこんなことを紹介したいな、こんなのネタになりそうだな、と思うものを見つけたら常にメモしておきます。
▼フィード投稿
投稿日時を決め、計画的に進めていきましょう。詳しい手順については、「2.最低限知っておきたい投稿の基本」でご紹介します。
▼ストーリーズ投稿
24時間だけ表示させることができる、ストーリーズ機能を活用できていますか?常にアクティブなアカウントに見えるよう1日1回投稿できると理想的です。フィード投稿をシェアしたり、スタンプ機能を活用したりして、ユーザーとのコミュニケーションの場にしていきましょう。
▼認知拡大のためのアクション(いいね、フォロー、コメント返信)
コメントへの返信やターゲットになりそうなアカウントの投稿にいいねをすることも大切なルーティンのひとつ。フォローやいいねを一度にたくさん実施し過ぎると、利用制限がかかる場合があるので注意しましょう。
▼ハッシュタグ分析
投稿作業を進めていくと、どんなハッシュタグでリーチ数が増え、人気投稿に載るか傾向が見えてきます。まずは、気になるハッシュタグの人気投稿に、どんな投稿があるか、それをどう応用できるか考えてみましょう。
▼インサイト分析
より効果的な投稿パターンを見つけるためにも、必ず定期的に振り返りをしましょう。インサイト分析については、次回のコラムで詳しくお伝えします。
ここまでひとつひとつできそうでしょうか?社内で取り組むのは難しそうだなと感じたら、最初だけでも運用代行会社に相談することをおすすめします。運用がうまくいっていないアカウントをプロが立て直す場合、アカウントを作り直すことをおすすめするケースが多いからです。
最低限知っておきたい投稿の基本
ご紹介したルーティンの中で、特にていねいに進めていきたいのは、“フィード投稿”です。
ウェブサイトやブログとは異なり、Instagram上での投稿は、画像1枚とキャプションと呼ばれる投稿の本文を用意するだけ。簡単に見えるかもしれませんが、より効果のあるものとなるよう計画的な投稿をおすすめします。基本的な流れをご紹介します。
▼投稿スケジュール作成、おおまかな投稿内容の決定
投稿日を決めたら、投稿内容を決定していきます。準備するものは大きく分けて以下の3つです。
1.投稿本文(キャプション)
2.画像
3.ハッシュタグ
▼投稿内容の作成
投稿に使用する画像を選び、必要に応じて文字入れや画像加工をしていきます。キャプションを作り、適切なハッシュタグも選定しましょう。
Microsoft PowerPoint(パワーポイント)やGoogleスプレッドシートなどを使い、一覧で把握できるようにするとよいでしょう。
▼投稿予約
投稿内容がまとまったら、誤字脱字がないか、分かりにくいところがないか確認します。できるだけ決まった曜日や時間帯に投稿することをおすすめします。ユーザーのアクセスの高い時間帯に予約投稿をするのがよいでしょう。公式ツール「Meta Business Suite」からも予約が可能です。
▼投稿確認
予約した日時になったら、実際に正しく投稿されているか必ず確認しましょう。投稿内容をストーリーズでも紹介すると、より多くの人に見てもらえます。
フィード投稿で重要なのは、継続的に続けていくことです。途中で更新が止まってしまっているアカウントをよく目にしますが、本当にもったいないです。質の低い投稿を毎日するよりも、ていねいに用意した投稿を週2、3回するほうがより効果的です。投稿が止まってしまうとInstagram側にアクティブではないアカウントだと認識されてしまい、新規ユーザーに表示される機会が減ってしまいますのでご注意ください。
投稿内容に悩んだら…?継続して投稿していくための3つのステップ
継続することが大事だと分かっても、ネタに困ることもありますよね。そんなときは、投稿の3つのステップを参考にしてみてください。
STEP1:大枠のテーマを決める
まず、どんなテーマにするかざっくり決めましょう。
(例)防犯対策を意識した外構リフォームの例を紹介
STEP2:それに対してターゲットがもっている悩みを書き出す
その投稿を見てくれるユーザーにはどんな悩みがあるか考えます。フォロワーが増えてきたらストーリーズの質問機能やアンケートで聞いてみてもいいでしょう。
(例)防犯も気になるけど、デザイン性も重視したい。
STEP3:その悩みの解決策を投稿にまとめる
ユーザーの悩みを解決できるような投稿を書いてみましょう。どんなアクションをしてほしいかも併せて入れるとよいでしょう。
(例)デザイン性も重視した、リフォーム事例を何軒かまとめて紹介し、投稿の保存を促す。
こんな間違った運用をしていませんか?
最後に、ミニクイズです。間違っていると思う運用方法にチェックをしてみてください。
□ フォローしてくれたからと、義理人情でフォロー返しをしている。
□ 機械的に、フォロワーの投稿にいいねをしている。
□ 毎日投稿できないので、週に一度、5投稿分を一気に掲載している。
□ 社内の歓送迎会の様子をフィード投稿に載せた。
□ 今度同僚とランチに行きたいお店を忘れないように会社のアカウントに保存した。
□ ハッシュタグは、必ず30個つけるようにしている。
いくつチェックが入りましたか?上記は、すべてやらないほうが良いことです!
まとめ
今回の記事は、不動産に特化したSNS運用代行を担当してきた者の意見をもとにまとめました。
不動産業界のInstagram運用のポイントのひとつは、投稿を通して、「この物件に住んでみたいなぁ」「この会社にリフォームをお願いしたいなぁ」などと思ってもらえるかどうかです。世界観を作りやすく、写真で訴求しやすいInstagramを上手に活用して、新しいお客様に出会えるといいですね。
次回は、気になるけど活用方法がわからないというお声も多い、インサイト分析についてご案内します。