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【住宅業界の集客担当者向け】Instagram(インスタグラム)社内運用と代行運用の相場・費用から徹底比較〈Instagram集客のまとめ第6回〉

Instagram(インスタグラム)活用についてのコラムも最終回となりました。

今回のコラムでは、Instagram集客についてのこれまでの内容を振り返ってみます。そして、より早く貴社の売上目標に近づくために、運用代行を活用する方法についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.これまでの振り返り
  2. 2.Instagramの可能性とは?
  3. 3.運用代行を活用するメリット
    1. 3.1.●自社運用する場合によくあるケース
  4. 4.費用の相場
  5. 5.運用代行の流れと成果につなげるコツ
    1. 5.1.●運用代行会社の選び方
    2. 5.2.●運用代行の流れの例
    3. 5.3.●より成果につなげるコツ
  6. 6.まとめ

これまでの振り返り

▼第1回の記事では…
7割近くの人が住宅購入時にInstagramを活用するようになったお話をしました。

“動画や画像で訴求でき世界観を表現できること”が一番の特徴であるInstagram。住宅業界は、Instagramの中でも人気のカテゴリーです。どんな人にも興味を持ってもらいやすく、賃貸系の物件を紹介する動画や、建築の施工事例を紹介する投稿などは、「いいね」の数や再生回数が伸びやすいジャンルといえます。

またアカウント開設時に考えておきたいポイントについてもお伝えしました。

▼第2回の記事では…
新たに運用をスタートする方のために、初期設定についてご紹介しました。
ハッシュタグの効果的な活用方法についても、効果的に活用する方法についても住宅業界の実際の例をもとにご説明しました。

運用を進める中で、効果的なハッシュタグは見つかったでしょうか。

▼第3回の記事では…
主に運用を軌道に乗せるためのコツについてお伝えしました。Instagram担当者が最低限やっておくとよい基本のルーティンを再確認してみましょう。継続して投稿していくための3つのステップを実践していただくと、投稿のネタに困らなくなります。

▼第4回の記事では…
インサイト分析についてご紹介しました。効果測定を行う際には、どの数値を見ていけばよいのか、実際の画面を紹介しながらチェックポイントを解説しました。

▼第5回の記事では…
数ヶ月投稿した後、さらに数値を伸ばしたい方へ、見落としがちな3つのポイントについて解説しました。「リーチ数」「プロフィール遷移率」「フォロー率」をチェックできているでしょうか?

気になる項目があったら、ぜひ過去の記事を振り返ってみてください。

Instagramの可能性とは?

ここであらためてInstagramの可能性について、広告と比較しながら考えてみましょう。
広告は、例えば物件紹介など“点”での接触しかできないため、「引越したい」「リフォームしたい」などの顕在化した欲求にしかアプローチできません。

Instagramは、
「こんな物件を紹介している不動産会社ならとりあえずフォローしておこう」
「来年あたりリフォームしたいな」
といったような、潜在的な顧客にもアプローチが可能です。

また、DMを使って直接やりとりすることもできるので、「電話をして来店予約をする」「ホームページから問合せをする」よりも行動のハードルが下がります。

クライアントになりそうな方の投稿に「いいね」をすることで、距離を縮めることができるのもInstagramならではの機能です。Instagramにはたくさんの可能性がある!ということを再認識できたでしょうか。

運用代行を活用するメリット

Instagramの運用は、もちろん自社でも可能です。ただ、状況によってはマイナスの企業イメージを持たれてしまう可能性もあり、注意が必要です。

●自社運用する場合によくあるケース

  • 記事の投稿が継続できずに止まってしまう
  • 手元にある素材をそのまま載せ、世界観や内容に統一感がなくなってしまう
  • ハッシュタグが機能しておらず、新規フォロワーが増えていかない
  • 数ヶ月間のトライアルだけで成果を判断してしまう

ドキッとした内容はあったでしょうか。顕在層の獲得を目的とした広告とは異なり、潜在層にアプローチするInstagramは長期間運用してはじめて効果が出るものです。運用代行に依頼することで、次のようなことが可能になります。

  • 適切な頻度で定期的に更新できる
  • ターゲットにあった投稿内容で、統一感が生まれる
  • ハッシュタグの最適化ができ、リーチ数が伸びる
  • プロフィール欄の調整など、アカウント設定の見直しができる

いずれも、Instagramの効果的な運用に必要な要因ばかりです。

費用の相場

※LIFULL調べ

自社運用の場合にかかるコストは主に人件費のみですが、費用を単純比較するだけではなく、より売上目標に近づくためには何を選んだらよいかという視点でお考えいただくとよいでしょう。また、広告費の一部をInstagram運用に充てるという考えもあります。

なお、弊社では、より低予算で始めたいクライアントさんのために、投稿数8本(1ヶ月あたり)からの運用代行プランをご用意しています。

運用代行の流れと成果につなげるコツ

●運用代行会社の選び方

発注先を決めるにあたっては、今までにどんな運用をしてきたのかを確認するとよいでしょう。過去にどんなアカウントを取り扱ってきたか実績を見せてもらいましょう。

例えば、ハッシュタグの効果的な使い方も業界業種によって異なってきます。少なくとも不動産業界のアカウント運用経験のある会社を選ぶとよいでしょう。

また、一言で運用代行といっても、投稿だけの作成なのか、ストーリーズにも対応してくれるのか、どんなインサイトレポートが費用に含まれるのかといった詳細まで事前に確認しておくことをおすすめします。レポートについては、どんな内容を毎月提出してもらえるのか、サンプルを取り寄せるとよいでしょう。

●運用代行の流れの例

弊社で運用を代行した場合、最短4週間程度で運用を開始することが可能です。

●より成果につなげるコツ

実際に発注することになったら、次のことに気をつけるとより成果につながるでしょう。

―運用する目的や目標をすり合わせておきましょう
とにかくフォロワーを増やしたいといった曖昧な目的よりも、このアカウントを通して、問い合わせを月に○件増やしたい、モデルルームへの来場客数を○名増やしたいといった明確な目標値を持ちましょう。目指すところをすり合わせることで、運用代行会社からの提案内容もよりニーズに合ったものとなるでしょう。
 
―信頼して任せましょう
世界観の統一という点や、効果測定を適切に行うためにも、投稿の一部だけを外注し、残りを自社で行うことはおすすめしません。外注すると決めたら、信頼して任せましょう。

まとめ

今回の記事でInstagram運用を外注した場合のイメージがつかめたでしょうか。弊社の運用代行サービス詳細、運用実績については以下より資料をダウンロードしてご確認ください。

 ≫ 【住宅会社様向け】Instagram運用代行サービス

このコラムでは、半年かけてインスタグラム運用の基本についてお伝えしてきました。
基本中の基本をコンパクトにまとめたので、必要に応じて振り返っていだけると幸いです。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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編集部
編集部
工務店・ビルダー、新築一戸建て販売会社様を支援すべく、住宅営業のノウハウや人材採用、住宅トレンドなど、様々なジャンルの情報を発信してまいります。

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